カヤッカーからの呼びかけ
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全国の海と自然を愛するみなさんへの緊急のお願いです。
海上でのアクションに参加して下さい!
報道でもご存知かも知れませんが、「生物多様性のホットスポッ
ト」「瀬戸内最後の楽園」とも形容される山口県上関町長島田ノ浦
の海岸が埋め立てにより消失する危機に瀕しています。
もしこの海が森が削られ埋め立てられ原発が建設されると、放射性
物質と化学薬品を含んだ7度高い温排水が毎秒190t流れ
出し、この希少な生物多様性は回復出来ないまでに消滅する、と多
くの学者も警告しています。もちろんこの辺りは瀬戸内でも最良の
漁場としても知られているところです。
山口県は、原発建設に必要な原子炉設置許可申請すら出されていな
い状況にもかかわらず、海の埋め立ての許可を出してしまいました。
そして中国電力は原発予定地の目前に住む祝島の島民に対して説明
も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとして
います。
中国電力は9月10日から埋め立て着工として、山口県平
生町田名埠頭に仮置きしてある埋め立て区域を示すための浮標灯
(ブイ)の搬出を始めようとしました。その動きに対して海上では
祝島の漁船団、数十隻とシーカヤックがもやいを結び、7日間にわ
たってこれを阻止しています。
陸上では祝島のお父さん、お母さんに加え、原発に反対する団体、
地元住民が作業員の通用門に座り込みを続けています。
島のお父さんは、漁を休み、毎日朝早くから島を出発し阻止行動を
続けています。
船がないお母さん達は漁師さんの船に同乗して、暑い日も雨の日も
声の限りに一日中、中国電力の船に向かって叫び訴え続けています。
ほとんどが60代で、7、80代の方もおられます。一週間の阻止
行動にも関わらず、みなさん元気です。
祝島の漁師さんは10億円を超えると言われる漁業補償金のす
べてを拒否し「海は絶対に売らん!」と訴え続けています。
「海さえあれば生きていける、子や孫のためにこの海は守り続ける。」
祝島のお父さん、お母さんは原発建設が浮上した27年前から
そう言い続けてきました。
子や孫とはまさしく僕達のことではないでしょうか。
現在、数艇のシーカヤック隊がその想いを引き継ぐため、祝島漁船
団と共に行動しています。
現場には人々の怒号やシュプレヒコールが響いていますが、海を守
りたいという熱く素直な想いが溢れています。
日を追うごとに応援に駆けつける人が増え、シーカヤックに乗せて
ほしいという若者たちが入れ替わり立ち代り海上行動を続けています。
ところが、中国電力をはじめ、県、そしてマスコミは、この事態を
「祝島が反対している」と矮小化して伝えています。
そこには「祝島しか反対していない」という世論をつくる意図が見
え隠れします。
しかし、僕達はもう気づいています。多くの人々の想いは祝島と一
緒だということを。 今こそ、その想いを現場に届ける時です。
中電や県、そしてマスコミに、もう隠しきれない世論があることを
示す時です。
そこで「ONE OCEAN!」を合言葉に海を愛する、そし
て守りたいと願うウォーターマンの方々に現地行動への参加を呼び
かけます。
カヤック、カヌー、サーフボード、ゴムボート、ヨット、モーター
ボート、漁船、プレジャーボート、何でも良いと思います。
(大きな船の場合は自由に動き 回る事はできません。漁船と
共に錨を打っての停泊になります。)
毎日8時間、9時間のにらみ合いです。沢山船があると
近くの砂浜で交代や休憩もできます。ぜひ、僕達と一緒に海を守り
ましょう!
遠方で現地行動に参加できないけれども、想いを届けたいという人
に布にメッセージを盛り込んで送ってもらおうというアクションも
起こっています。詳しくはブログRadio Activeのトピック「布メッセージ募集」をご覧くだ
さい。「RadioActive」 http://radio-active.cocolog-
nifty.com/blog/
参加される方は次のことに注意して下さい。
祝島漁船団は27年の原発反対運動の中で数えきれないほどの
海上阻止行動を続けてきました。
過激と思われがちな阻止行動ですが、これまで祝島の人たちは事故
を起こさないよう、けが人を出さないよう、それでいてはっきりと
自分たちの意思、主張を打ち出してきました。
それは島という共同体の中で長年培われてきた島人の絆の賜物であ
り、結束の形であると思います。
僕達は一人一人の意思でこの行動に参加していますが、阻止行動は
あくまでも祝島への賛同・協力です。
祝島の意思を理解し、現場では冷静に対応することが必要です。県
内のみならず、日本全国がこの阻止行動を注視しています。
シーマンとしての節度を持ち行動し続けることが、世論を変え、埋
め立てを中止させることに繋がります。
参加して頂ける方は、 必ず今の状況を把握した上で、海での
動き方を把握し、くれぐれも祝島漁船団への迷惑になるような行動
は避けるようお願い致します。参加される前日までに必ず責任者に
連絡をお願いします。
カヤック隊責任者 海上行動への協力者窓口 原 090-6843-9854
陸上の連絡先は 山戸 090-5069-8848
また、現地の状況は日々変化しています。阻止行動がどれだけ継続
できるかは流動的な部分もあります。
遠くからやって来たが、すでに阻止行動が終わっていたと言うこと
もあるかもしれません。 今後のスケジュールがたてられない
という状況だということも了解した上での参加をお願い致します。
現時点(9月16日)では9月19日の午前
9時より大規模な現地集会が開催される予定となっています。
現在阻止行動が行われている場所
http://www.mapion.co.jp/here/all/090914/mapi0213400090914112601.html
参考サイト
Radio Active http://radio-active.cocolog-nifty.com/
blog/
祝島島民の会 http://shimabito.net/index.htm
上関原発最新情報 http://new-k.livedoor.biz/
呼びかけ人 虹のカヤック隊より 石岡敬三 大田裕治 山口晴康
吉村健次 冨田貴史 原康司
全国の海と自然を愛するみなさんへの緊急のお願いです。
海上でのアクションに参加して下さい!
報道でもご存知かも知れませんが、「生物多様性のホットスポッ
ト」「瀬戸内最後の楽園」とも形容される山口県上関町長島田ノ浦
の海岸が埋め立てにより消失する危機に瀕しています。
もしこの海が森が削られ埋め立てられ原発が建設されると、放射性
物質と化学薬品を含んだ7度高い温排水が毎秒190t流れ
出し、この希少な生物多様性は回復出来ないまでに消滅する、と多
くの学者も警告しています。もちろんこの辺りは瀬戸内でも最良の
漁場としても知られているところです。
山口県は、原発建設に必要な原子炉設置許可申請すら出されていな
い状況にもかかわらず、海の埋め立ての許可を出してしまいました。
そして中国電力は原発予定地の目前に住む祝島の島民に対して説明
も対話もないまま、海の埋め立てと原発の建設を強行しようとして
います。
中国電力は9月10日から埋め立て着工として、山口県平
生町田名埠頭に仮置きしてある埋め立て区域を示すための浮標灯
(ブイ)の搬出を始めようとしました。その動きに対して海上では
祝島の漁船団、数十隻とシーカヤックがもやいを結び、7日間にわ
たってこれを阻止しています。
陸上では祝島のお父さん、お母さんに加え、原発に反対する団体、
地元住民が作業員の通用門に座り込みを続けています。
島のお父さんは、漁を休み、毎日朝早くから島を出発し阻止行動を
続けています。
船がないお母さん達は漁師さんの船に同乗して、暑い日も雨の日も
声の限りに一日中、中国電力の船に向かって叫び訴え続けています。
ほとんどが60代で、7、80代の方もおられます。一週間の阻止
行動にも関わらず、みなさん元気です。
祝島の漁師さんは10億円を超えると言われる漁業補償金のす
べてを拒否し「海は絶対に売らん!」と訴え続けています。
「海さえあれば生きていける、子や孫のためにこの海は守り続ける。」
祝島のお父さん、お母さんは原発建設が浮上した27年前から
そう言い続けてきました。
子や孫とはまさしく僕達のことではないでしょうか。
現在、数艇のシーカヤック隊がその想いを引き継ぐため、祝島漁船
団と共に行動しています。
現場には人々の怒号やシュプレヒコールが響いていますが、海を守
りたいという熱く素直な想いが溢れています。
日を追うごとに応援に駆けつける人が増え、シーカヤックに乗せて
ほしいという若者たちが入れ替わり立ち代り海上行動を続けています。
ところが、中国電力をはじめ、県、そしてマスコミは、この事態を
「祝島が反対している」と矮小化して伝えています。
そこには「祝島しか反対していない」という世論をつくる意図が見
え隠れします。
しかし、僕達はもう気づいています。多くの人々の想いは祝島と一
緒だということを。 今こそ、その想いを現場に届ける時です。
中電や県、そしてマスコミに、もう隠しきれない世論があることを
示す時です。
そこで「ONE OCEAN!」を合言葉に海を愛する、そし
て守りたいと願うウォーターマンの方々に現地行動への参加を呼び
かけます。
カヤック、カヌー、サーフボード、ゴムボート、ヨット、モーター
ボート、漁船、プレジャーボート、何でも良いと思います。
(大きな船の場合は自由に動き 回る事はできません。漁船と
共に錨を打っての停泊になります。)
毎日8時間、9時間のにらみ合いです。沢山船があると
近くの砂浜で交代や休憩もできます。ぜひ、僕達と一緒に海を守り
ましょう!
遠方で現地行動に参加できないけれども、想いを届けたいという人
に布にメッセージを盛り込んで送ってもらおうというアクションも
起こっています。詳しくはブログRadio Activeのトピック「布メッセージ募集」をご覧くだ
さい。「RadioActive」 http://radio-active.cocolog-
nifty.com/blog/
参加される方は次のことに注意して下さい。
祝島漁船団は27年の原発反対運動の中で数えきれないほどの
海上阻止行動を続けてきました。
過激と思われがちな阻止行動ですが、これまで祝島の人たちは事故
を起こさないよう、けが人を出さないよう、それでいてはっきりと
自分たちの意思、主張を打ち出してきました。
それは島という共同体の中で長年培われてきた島人の絆の賜物であ
り、結束の形であると思います。
僕達は一人一人の意思でこの行動に参加していますが、阻止行動は
あくまでも祝島への賛同・協力です。
祝島の意思を理解し、現場では冷静に対応することが必要です。県
内のみならず、日本全国がこの阻止行動を注視しています。
シーマンとしての節度を持ち行動し続けることが、世論を変え、埋
め立てを中止させることに繋がります。
参加して頂ける方は、 必ず今の状況を把握した上で、海での
動き方を把握し、くれぐれも祝島漁船団への迷惑になるような行動
は避けるようお願い致します。参加される前日までに必ず責任者に
連絡をお願いします。
カヤック隊責任者 海上行動への協力者窓口 原 090-6843-9854
陸上の連絡先は 山戸 090-5069-8848
また、現地の状況は日々変化しています。阻止行動がどれだけ継続
できるかは流動的な部分もあります。
遠くからやって来たが、すでに阻止行動が終わっていたと言うこと
もあるかもしれません。 今後のスケジュールがたてられない
という状況だということも了解した上での参加をお願い致します。
現時点(9月16日)では9月19日の午前
9時より大規模な現地集会が開催される予定となっています。
現在阻止行動が行われている場所
http://www.mapion.co.jp/here/all/090914/mapi0213400090914112601.html
参考サイト
Radio Active http://radio-active.cocolog-nifty.com/
blog/
祝島島民の会 http://shimabito.net/index.htm
上関原発最新情報 http://new-k.livedoor.biz/
呼びかけ人 虹のカヤック隊より 石岡敬三 大田裕治 山口晴康
吉村健次 冨田貴史 原康司