こびとのおうちえん
春の海
2019年2月25日
いただきまーす
いただきまーす
海に行きたい。
午前中、鼓ヶ浦の浜へ出かけた。
浜までの道をびゅんびゅん走っていく。
着くと、それぞれが、過ごしたいように、そこにいる。
石をひっくり返してカニ探しの子、石を投げて水切りの子、貝やビーチグラスを探す子、お家づくりをする子、お店屋さんごっこをする子。
ひさとは、落ちていた釣りのエギや棒、紐で、つりざおをつくる。
わたしは、いつきに、崖の方に探検に行きたいと誘われた。
岩場に行きたいともや、るい、かおる、ももこ、かんせい、あらた、ひさと、こうたも一緒に。
あらた、ひさと、かんせい、こうたは、さくさくと、岩場を歩いていき、ひさとのつりざおを海の中にたれて、魚を釣ろうとしてる。
どんどん、行きたい方に移動して、行く、その安定感と、軽やかさが、見てても、鮮やかで、驚く。
ゆっくり組の、岩場を行く姿も、たくましい。
ほ〜。いつの間にかこんなになってるんだねえ。
とは、言え、気が抜けないけど。
まだまだ、進みたいさくさく組だったけど、でっかい壁をあがったところで、今日のところは、引き返す。
浜に戻って、かおると裸足になて、海に入った。
まだ、つめたいね〜。でも、気持ちよかった。
やっぱり、午前中だけでは、足りないね。

海に来たかったのは、わたしだった。
海に来ると、わたしのこころが、さっぱりする、すっきりする。
みんなの中にも、そんなのは、あるだろうか。
あ〜、きもちよかった。楽しかった。
みんなも、まだ、ここにいたかったみたい。
来て、よかった。

お昼からは、わたしは、縁側で、ふきのとう、つくしの天ぷら屋さん。
るい、いつき、みと、こうた、りょうすけ、と。
揚げたてのつくし、ふきのとうは、おいしい!
みんな、よく食べる。
食べてない人に、ふるまいにいく。
春の味は、苦い。
その苦味が、旨い。
それを分かち合えること、知っていることが、嬉しい。

by  よっこ

ページアップ