こびとのおうちえん
たびだち
2019年3月27日
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たびだちの日がやってきた。
つむぎ、ほのこ、いちだい、かんせい、りょうすけ、えいしん。そして、てんこ。
たびだちの会までの時間は、いつものように、たんけん、けいどろ、ながなわなどをして過ごす。
わたしは、ほのこ、ももこ、ひさと、みと、ともや、それに近くにいた親御さんたちも交えて、ながなわ。おもしろくて、たのしくて、きもちよかった。
そう。親御さんも、それぞれの場所を選んで、たくさん、遊んでたな。
うれしい。
会が始まった。
部屋にいっぱいの人。こどもたち、親御さん、卒園した子、てらこやの子、スタッフ。
みんなで、この日を、お祝いできること。ありがたい。
みんな、おおきくなった。
特に、この一、二か月の、どんどん、自分になっていく、どんどん、のびやかになっていくたくましい姿を見せてもらったのは、わたしにとって、この上ない喜びだった。
自分で選んだことに十分、時間を使って、自分を輝かせることができた。
殻を自ら解き放って、軽やかになった。
素直な気持ちを伝えられるようになった。
頑張りたい気持ちにも、まっすぐになった。
心開いて、飛び込んできた。
そんな瞬間が、ある時、突然やってくる。
ああ、それを、一緒に感じるために、わたしは、ここにいるのだなと思う。

会の中で、卒園の親御さん、離れる親御さんから一言づつ、いただいた。
勇気づけられた。
こどもたちとおんなじように、自分を見つめ、自らを成長させたじかんがあった
ことを伝えてくださった方もいた。

わたしも、こどもたちと一緒にいる時間を通して、これからも、自分の在り方を問うていく。

旅立つ子たちも、これからもいる子たちも、どの子にも、おめでとう。
たくさんの愛あふれる中、
今年も一年が終わった。
こどもたち、ありがとう。
関わってくださったすべての方に、ありがとう。
一区切り。
でも、より関係が深まっていくような兆しを感じる今。
これからも、よろしくお願いします。

いってらっしゃい。よい旅を!いつも、ここで祈っています。

by  よっこ

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