こびとのおうちえん
ブルーベリー
2019年9月6日
「はい、あげる。」
「はい、あげる。」
まだまだ暑い。
川プールは、今日も盛況。
今ごろになって、かおるが、川プールに入り始めた。
タイミングは、ほんと、いつ来るかわからない。うれしい。
じゃんじゃん泳ぐメンバーを増やしつつ、水に入っては、あがって、ごっこあそびをはだかんぼでして、また、入って、の子たちもいる。
それだけで見ても、ああ、のびやかだねえ。と思う。
今日は、くるみが一緒に入ってたのだけど、あさひ、あこ、ほのかで、手を繋いで歩いてたり、お団子づくりして、また、プールに帰ってきたりのシーンも良かったし、こうたとかおるが、川プールのあいまで、静かに、恐竜の話をしてるシーンも良かった。と言っていた。
よしみさん、つばめ、はるだい、ちさ、ろくだいは、缶蹴りしていたみたい。
これも、たのしいかんじでやってたみたい。
その時集まるメンバーで、いろいろ人間模様も変わるので、それも、見ていると面白い。(それは、何をやってる時もだし、子どもたちも、自分たちの社会の中で瞬間瞬間で動きが変わる。そうしながら、自分と対峙していくんだよね。)
わたしは、お庭で、木工作メンバーと過ごした。
ともやが、「剣の続きがしたい。」と言った。
ともやよ。。。剣の続きって。。。もう、何ヶ月か前にして、全然しなかったから、片付けたよ。。。(-_-;)
でも、そうなんだ。この、「あのときの続き」が、突然やってくるのも、おもしろい。
ともや、新たに、材料を揃え作り始めた。
ひさと、るいも、剣づくり。
それぞれ、自分なりの剣が完成して、満足そう。
私は、今日は、お手伝いの人では、つまらないと、自分で、作りたいものを作りながら、一緒にいた。私も楽しく工作。
午後は、ブルーベリー取りに田布施へみんなでお出かけ。
今年も、ブルーベリー園のTさんのご厚意で、お邪魔させていただいた。
毎年、ありがたく、みんなが楽しみにしてる恒例行事にもなっている。
ブルーベリー園は広くて、迷路みたい。
みんな、好きな場所で、ブルーベリーを摘み、そして、食べる。
お〜い、こっちが、大きいよ〜。とか、お〜い、ここの甘いよ〜とか、声が飛び交う。
ときには、お〜い!どこにいるでしょう?とか(*^_^*)
移動しながら、美味しいのを探す。
年少さんたちは、いつも、とっては食べて、ほぼ持って帰るのは、少ないのだけど、ほのかも、みらいも、あこも、あさひも、取るのに夢中だ。
あらた、ひさと、てんこ、たちは、大きい粒狙い。
「こんなに大きいのをとった。」と見せてくれる。
「おお!でかいね!」
すると、その大きいのを、惜しげもなく「はい、あげる。」
「え!いいの!」
この子達だけじゃなかったな。多くの子は、自分のとった実を、「これあげる。」と、言って、くれる。
私だけじゃなくて、他のスタッフにも、そして、子どもたち同士でも。
自分が取ったから自分のものにしたいという感じよりは、自分が取ったから、相手に与えたい。いや、与えたいなんていうのは、また違う感じがする。
さらり。それに思惑なんてないのだ。
しかし、そのいくつものシーンは、なんともいえない温かさを残した。
まあ、それでも、取るのが楽しいんだね。黙々とよう取った。暑い中で。
時々、木陰を見つけつつ。
いつもだったら、もっと、食べるほうが多くて、舌を見せあって、紫色を比べて笑うんだけど。
今日は、食べるよりも取るのがよかったみたい。
みんなの舌は、いつもよりは、薄い色。
年長さんは、時間切りっ切りまで。
年少さんは、早めに休憩。
ああ、だから、、、持って帰る分は、かなり減ってた(^_^;)
そして、帰り間際。くるみが、自分が取ったのを落とすハプニング。いや、いつも、誰かはこぼしちゃって、今年もヒヤヒヤしてたけどいけたわ〜と思ってたら。
くるみのそばで、子どもたちが、拾ってくれて、こぼれてショックのくるみも、救われた。ね。

Tさん、今年も、ありがとうございました!



by  よっこ

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