こびとのおうちえん
芋掘り
2019年11月8日
魚の三枚おろし
魚の三枚おろし
最近は、朝、お庭におひさまが当たるのが、おそくなってきた。
みんな、来ると、あったかい畑の方へ降りていき、やりたい子は、あさから、けいどろで、一汗流すのが日課。
まるで、スポーツの部活の朝練を終えたみたいに、清々しい顔で戻ってくる。
とくにたける、くるみの二人ともがやってる日は、二人の本気度も手伝って、なおのこと。
体が動いて、一日が、いい感じでスタート切れてる。
さてさて、今日は、さつまいも掘り。
去年は、ほぼ取れなかったけど、今年は、どうかしら。。。
小ぶりながらも、意外とたくさん取れた。
みんながやる気だったのも、嬉しく、終始いっしょうけんめいだった。
こうたやみとは、うまいことスコップを使って、掘り上げる。
はるだいは、スコップでやると、ザクッとなってしまうも、頑張ってる。
るいは、出てきたお芋を、せっせと、箱まで運ぶ。
何往復もしている。
ももこが、重い箱を持ち上げてる。
一回掘ったところを、もう一度掘って、堀残しも見て、また、出てきた!を喜んで。
ひさとが、夢中になる。
さらにもう一回!と、私も、止まらない。
わたしは、芋ほりより、堀残しを掘るのが、いつも楽しい。
あこは、土で、お団子を作って遊んでる。
そんなのも、いい景色。
掘ったおいもを、年長さんにおうちえんまで運んでもらった。
おもかったね、ありがとね。
気持ちよくできたお芋掘りだった。
お庭に戻って、みと、いつきと、干ししいたけにするために、椎茸をスライスして網に入れて干した。
午後、わたしは、るい、てんこ、みと、ほのか、みらいと、山の広場に行った。
みと、てんこは、前の家づくりの続きもしようと、竹をたくさん運んでる。
ほのか、みらいは、どんぐりを棒に挿して、どんぐり飴屋さんをしたり、おうちごっこしたりして遊んだ。
るいは、形のいい棒を見つけて、銃にしてる。
このまえ、よしみさんがつくってたどんぐりのやじろべえが、可愛かったから、私も簡単なのを作って、その辺の木の上にのせて、ゆらゆらさせて遊んだ。
みとは、棒をたくさん並べて、まな板を作り、その上に、杉の葉っぱをのせて、魚に見立てて、棒の包丁を寝かせながら動かして、「三枚おろし」の実演コーナーをやっていた。
みと!その手さばきがさすが過ぎます(*^_^*)
魚釣りごっこが始まって、るいが、大物を釣って、なかなか竿が持ち上げられない、と、竿を細かに揺らしながら、まるで、ほんとに連れてるみたいに演ってる。
おもしろ〜い!
そして、みとが、るいの後ろに回り、一緒に竿を持って、竿を振り上げる。
「はい、つれた〜!」
二人ともが尻もちつく勢い。
あ〜、もうたまらん。おもしろすぎ。
役者ぞろい。
いや〜、本人たちは、演じようなんて思ってなくて、ごっこの世界で遊んでるだけ。
なんと、豊かなことだろう。なんにでもなれて、何でもできる、ごっこの世界。


by  よっこ

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