こびとのおうちえん
みかんもぎ
2019年12月23日
みかんジュース
みかんジュース
いのししのわな
いのししのわな
冬になったら飲みたくなるホットみかんジュース。
みかんを絞って、焚き火して、作ろう。
いつき、ろくだい、あさひ、みらい、ほのか、あこでやることに。
焚き火の場所にいるものを運んで、まずは、みかんをたくさん絞る。
ろくだいは、絞り機が動かないように、小さい子達を手伝ってる。
それから、焚き火用の枝を集めに歩く。
焚き火好きのいつきは、どんどん積極的に動く。
小さい子達は、真似して覚えていく。
「マッチつけたい」と、ろくだい。
地面が湿っていて、木の枝も湿っていて、紙には、上手に火はすぐにつくのだけど、なかなか木に燃え移らない。
しかも、ろくだいは、紙なしで、葉っぱや小枝だけで火を大きくしたい。と言い出した。
最初は、それは素敵だ。と思って、応援して待ってたのだけど、お昼までに仕上げて、みんなに飲んでもらいたい他の子たちの気持ちもくみたい。
わたしは、ジュースづくりは、紙を使って、もう一回火をつけて仕上げたい。ろくだいには、ろくだいのやりたいのを全うしてほしいので、紙無しで火を大きくする焚き火を別にやってみよう。と、提案した。
状況としては、一緒には、難しいなと判断した。
ジュースは、美味しく仕上がり、作ったみんなは、他のメンバーにお届けして、うれしそう。
おかわりもどうぞ〜。
ケイドロしてたメンバーも喉を潤す。
つばめは、今日は独自プラン「イノシシの罠を作る。」
ここ最近、畑が荒らされてる。それに、心を痛めてるんだろう。
くるみとひたすら、穴を掘り、行ってみたら、大きな穴が。
そして、つるが、周辺の木に結んである。
わたしが、まんまと罠に引っかかってしまった(^_^;)
ところで、ろくだい・・・。
ずっと、火をつけようとしてるかと思ったら、もうやってない。
うつむいて、動かない。ジュース、飲む?にも反応しない。
そして、ケイドロの方へ行こうとした。
わたしは、気になって、ろくだいの気持ちが聞きたいと思った。
ろくだいは、泣いた。溜まってたのがあふれるみたいに。
でも、なかなか本音が出てこない。
しばらくして、「いっしょにやりたかった〜」
「いっしょにやりたかったんよなあ。一緒にやれなくて、悲しかったなあ。」そして、「でも、今日は、いっしょには、難しかったから、ごめんね。」と伝えた。
ろくだいは、ゴクゴクとジュースを飲んだ。
やりたいことをするとき、自分と他がある中で、どんなふうに折り合いつけるのか。そんなことを、お互い学んでいる。
お昼からは、みんなで、みかんもぎの作業。
冬休みに入る前に終わっておかないとね。
みかん切り用のハサミは、みんなの数あった。
できるかな。
経験のある子は、どんどん切っていく。
初めての年少さんも、ゆっくり切っている。
みかんは、二度切りするので、くるみやよっこやたけるがとったのを渡して、二度目を切る役目を、子どもたちがやっての流れ作業もした。
そのうち、箱を運ぶのをやりたい子で開始。
みかん畑とトラックを行ったり来たり。みんなが、自分のしたいところで動いていて、気持ちが良く、また、よく働く姿には、感動。
みとは、もう一人前。みかん農家のおばちゃんみたい。手際の良さと集中力がすごい。
くるみ、たけるも必死で取ってる。
そして、「みかん取るの楽しい〜。」
それも、嬉しかったな。
作業が終わって、箱の中のみかんばさみを数えた。
ハサミは、使わないときは、ここに戻してね。と伝えていた。
それでも、何かの拍子に、どっかにおいちゃってるかも、、、。
心配無用。ちゃんと、最初の数ぴったり。
取ったみかんは、コンテナ7個分。
よう取ったね〜。
これから、また、大事に食べよう。


by  よっこ

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