こびとのおうちえん
楽園
2020年10月2日
久しぶりに海で過ごしたくなった。
10月になったから、もう、泳ぐことはないかな。
いつもの鼓ヶ浦へ。
つくと、早速、みんな、思い思いに過ごしだす。
長い竹をろくだい、ちさが運んでる。
つばめと、家を作ろうとしている。
ほのか、かおる、はるだいは、お店屋さん。
きれいにディスプレイしてある。
あさひがお買い物してる。
あかりは、ずっと、鼻歌を歌いながら、ビーチグラスを拾ってる。
かのんも、板の上に石や棒を並べてる。
ここも、お店屋さん。
かおる、るいは、浜を走って追いかけごっこして、それから、2人でたたかいごっこみたいなんをしてた。
海は、満ちていた。
みんなが、それぞれに、好きなことをしていて、楽しそうだ。
午前中だけだから、あっという間に時間がすぎる。
ぜんぜん、泳ぐ様子はなかった。
でも、海に入ってみたら、水温は、高くて、寒くもなさそう。
わたしも、全然、泳ぐ予定じゃなかったけど、これは、いくでしょ。と、思って、服のまま、バッシャ~ンと、飛び込んだ。
ももちゃんも、飛び込んだ。
子どもたち、裸になった。
そして、しおり、ももこ、ちさ、はるだい、かおる、るい、ほのか、かのん、みらい、ひろのぶ、びーばー、海の中へ。
泳ぐ、泳ぐ。
は〜、気持ちいい。
ももちゃんが、ほのか、ちさ、かおる、るい、しおりと、浜の端っこまで、泳ぎ始めた。
その景色が、
ここは、どこなんだろう。と、思うほど。
海は、とても、凪いでいて、
裸で泳ぐみんなが、すごくきれい。
顔を出したまま、手をついてワニみたいに進んでる。
動物っぽくもある。
「楽園だね。」
あつおさんが言った。
「ほんとに。」
私も、そう思った。

熱心にしてた家づくりも、まだ、途中だし、また、直ぐに来よう。一日プランで。


う〜、服濡れたままで帰るのは、ちょっと、つらかったな。


by  よっこ

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