自然菓子工房 欧舌 >> こびとのおうちえん >> おうちえんの日々（ブログ）

今日から、新メンバーでの日々がスタート。
初日、どんなふうに、なるのかなあ。と、ワクワク、ドキドキしていた。
かいとは、母との別れ際に、泣いたけど、それも、ほんのちょっとで、すぐに、「きょうは、長靴も持ってきた。」と、話し始めた。
モーニングミーティング、ぴょんぴょんとんで、元気に始まった。
かほは、あんまり気が乗らないみたい。なので、かほの好きな「どんぐりころころ」うたおうか？と、いったら、かほが大きな声で歌い、しょうまは、木琴を鳴らして演奏する。
うん。いいかんじだね〜。
やりたいことを言い合う時間、輪になってずっと座るのは、まだ、しょうま、たきとは、難しくて、もう、横で、おもちゃでおままごとを始めてる。
このまっさらの感じがおもしろいし、それを、わかってるよ。って感じで、他の子も受け入れているのが、いいなあ。と思う。
みんなが、やりたいことを言ってるのを聞いてたら、しょうまが、「コーヒー入ったよ〜。はやくのんで〜。」と、肩をとんとんってする(*^^*)
さあ、ミーティング終わろうね〜。遊ぼう〜。
あつおさんとけいどろしてるのが、かのん、みらい、びーばー、あさひ。
だんごやさんは、あかり、ひろのぶ、はるだい、しおり。
ほのかは、おはなをたくさんとって、器に入れて混ぜ混ぜして、「アイスだよ。」
かいと、かほは、鶏にミミズあげたいって、土を掘る。鶏が、ミミズ食べるの見に行く。
たきとは、お水が欲しいからと言って、川におりては、水をくんでる。
川に入って、上の方にさかのぼっていくのがしたい。と、かのん。
みらい、しょうま、たきと、と、あつおさんが、行く。
たきともしょうまも裸足。
はだしにすぐになれるとこも自由でいいなあ。
わたしもあとから、たきと、かいと、とトンネルの中を通って、行った。久しぶりだった。何年ぶりかっていうくらい。新鮮だった。
お昼近くになって、かほが、泣き出した。
お母さんに会いたくなった。
着替えるのも嫌だし、ご飯も食べたくない。来ないで。大嫌い。いっぱい泣いた。
そりゃそうだ。今までずっと、お母さんといたのに、いきなり、ひとりで、いるんだもんね。
私は、この小さい人たちが、一歩をふみだすこの日に、立ち会いながら、いつも、すごいなあ。と思っている。
そして、だからこそ、しっかり受け止めたいと、思ってる。だいじょうぶだよ。いっしょにいるからね。と、思ってる。
しばらく一人になりたそうなので、かほをおろして、あまり遠くないところから見ていた。
泣きながら、少しづつ、こっちの方に来てる。
お昼ごはんをみんなが食べ始めたけど、かほは、今じゃないなあと思った。
かほが、おうちにかえる！と言って、走り出したので、一緒に、走った。
そして、下の集会所のところまでしか行けないよ。と言って、そこまでは、行こう。と言った。
いやだ、かえる!と、いってたけど、そこに着いたら、自分から、「足が痛い。だっこして。」と、しがみついた。
うんうん。
帰りながら、泣いたり、お話したり、行ったり来たりする寂しい気持ちを、だんだん、落ち着かせていっていた。
そして、泣き止んで、ご飯を食べた。
もう、大丈夫。
お昼からは、びーばーが、山に作ってる秘密基地をもっとかっこよくしたい。と言い、あつおさん、ひろのぶ、あこ、あさひ、ほのか、みらい、かのんと行く。
みんな、おうちづくりして、それに熱中したみたい。
おうちごっこや忍者ごっこもした様子。
わたし、あっきーは、おたまじゃくしの池までお散歩に。
はるだい、しおり、あかり、たきと、かいと、かほ、しょうまと。
はるだいは、タケノコ掘りをしたい。
しおりは、しょっぱなから、長いイタドリをとってる。
かほもしょうまも坂道もスタスタ上がっていく！
たけのこをほって、イタドリをとって、荷物いっぱいのお散歩。
今日は、おたまじゃくしの池には、たどり着かなかった。
帰り道も、歩くの結構早かった。
はるだい、しおりは、また、たけのこほってる！！
たきと、しょうま、かいと、かほは、遠回りして帰るって！
かほが、あるきながら、「よっこは、かほたちが、くるまにひかれたら、かなしいんよね。一人でいてもいいけど、一人でどっかにいっちゃったら心配なんだよね。」と、言ってて、わたしが、言ってることを、かほは、泣きながらもちゃんと、理解していたんだな。と、わかった。
たきと、かいと、かほ、しょうま。
まだ、出会ったばかりだけど、もう、心開いて、安心してる感じがする。
帰りのミーティング。また、「どんぐりころころ」を歌った。
また、かほは、大きな声で歌い（みんなも）、しょうまは、すかさず、木琴を奏でた。お見事！

今日は、こんな感じ。でも、また、明日は、わからない。
この４月の４月にしか味わえない今が、とても、おもしろい。
大きい子達の葛藤。小さい子たちの新鮮な風。
一年かけて、溶け合って、作っていく場が、おもしろくてたまらない。


ｂｙ　　よっこ