こびとのおうちえん
うどんのふたを直す
2021年12月17日
ミーティング前の時間、早く来た子は、いろんな過ごし方をしている。
絵本を読んでる子、鶏を出しに行く子、サッカーしてる子、野菜の収穫をする子、、、日によって様々。
今日は、かのんは、昨日の続きの、自分用の竹のお弁当箱をあっきーに手伝ってもらって、作ってる。
わたしは、大豆の選別をしていたら、ひろのぶがやって来て、やりたい。と言って、一緒にした。
私の好きな時間のひとつ。一緒にやれて嬉しいなあと思う。
ひろのぶがたのしそうだ。
なんだか、最近、ひろのぶがちかくなったなあと思ってて、それも嬉しいなあと思う。

こないだのうどんづくりの日。
うどんの湯を沸かす大釜の蓋の持ち手の部分が壊れかけているのに気がついた。
直したらいいなあと思った。
それで、そういうのが得意なあっきーに、あっきー、おねがい。と言ったら、え〜!わたしですか〜。よっこでもできますよ。と、返って来た。
( ゜д゜)
そこで、近くにいたはるだいに、じゃあ、いっしょになおそうか!と、話してた。
それでも、自信がなくて、こんどは、あつおさんに、これ、直したいんやけど、自信ない。。。と、声かけたら、できるじゃろ。
だった。
やるしかないか〜。
そんなこんなを経て。
ミーティングで、やりたいことを言う時間、はるだいが、「うどんのふたなおす。」と言った。

もう、はるだいのなかでは、じぶんがやるんだ!というのが、くっきりある。
それは、嬉しいことだった。
凛としている。
やろう!
まず、新しくつける木材を探しに納屋に行った。
長さや太さを考えながら、探した。
それから、ネジの部分は、はるだいが、外した。
あとは、いっぱい打ち付けてある釘。。。
わたしが、これ、どうやって、外したらええんやろ。。。と、悩んで、あ!バールを使えばいいのかと、思いついて、それを隙間に差し込んで、少しづつ持ち手を外していった。
外れたときは、やった〜!って感じだった。
その間、はるだいは、角材をつける長さに切っていた。
喜んでる私を見て、はるだいも、喜んでいる。
それからは、はるだいが、すべての作業をした。
切って、それを打ち付けて。
はるだいは、ときどき、ふ〜っといって一息つきながら、手が痛いなあ。と、言いながら、丁寧に仕上げていた。
お昼までには、間に合って、完成した。
いいのができた!
嬉しかったわたしたちだった。
そして、色んな人に見てもらった。
できる人がやれば、すぐに直すことのできる作業だと思う。
私がその時思ってたのは、私が、そういうのが苦手で下手くそで良かった。だった。
一緒に悩みながら、答えを探していくことは、面白くもある。
私にとっては、丁度いい課題だった。
そして、壊れたものを直して使うということが、身近にあるように。
そして、まあ、結構いろんなことを人に頼っているのも再認識した。
それでも、スキルのある人のそばで、やればやるほど、こどもたちの学びは多いから、そういう意味では、いっぱい、頼りたいとも思う。
というわけで、あっきー、あつおさん、はるだいに、感謝な時間だった。
大げさ?いや、私の中ではちっとも。

お昼からは、山の広場に行った。
昨日上がったメンバーが、落ち葉を掃いて迷路を作ってて、それを通ったり、新しく道作って遊んだり、かくれんぼしたりして遊んだ。

ももちゃんが子どもたちと、朝からグツグツ小豆を煮て、お昼から、白玉作って、の、ぜんざいが、今日のおやつ。
あったか〜。おいしすぎ。おかわり!

by よっこ

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