こびとのおうちえん
たびだち
2022年3月25日
おうちえんの桜が咲き始めた。
たびだちの日が来た。
あさひ、ほのか、はるだい、あこ、しおり。
すっかりたくましくなった。
心がパカッと開いて、素のまんまの自分で軽やかに動いている。
気持ちを正直に出している。
誰かに評価されるためではなく、動いている。
一人でも、したいことに向かう。
ひとにもものにも優しい。
できることが多くなったことも嬉しいことだと思うけど、わたしは、みんなの心が、今、柔らかく、健やかで、しっかりと立っていることに喜びを感じている。

今年度は、いつ終わってもいいくらい3月の日々が充実していた。
そういう日々を作ってくれたなあと思う。
やりたいことをやり、5人でいることも楽しく、そして、よく笑っていた。
曇りない澄み切ってるような日々だった。

わたしは、愛されてるんだなあ。ということもたくさん感じさせてもらった。

みんなに、どうしたい?どんな気持ち?と、問い続けた。
自分と人は違うことを知り、それでいいんだということを知ることは大事。
本心に触れる。
そこをやってきたと思う。
心を言葉で言うのは、難しいけれど、なんでも言葉になるはずもないけど。
そしてそれは、とても、厳しいことでもある。
でも、それをやってきて、今があるのかなとも思っている。

そして、いつも、育ててもらっているのは、私の方なんだな。と思う。

また、今年もじっくり年長さん一人ひとりとの時間があった。ご褒美のように。

ありがとね。一緒に過ごした3年間。

そして、むくむくと次への準備は、同時進行。
年中年少の子たちの立ち方もまた、どんどん、変わっている。楽しみでしかない!

たびだちの会も温かく多くの人にお祝いしてもらっていい会になった。
お天気よく、気持よく、送り出した。

会が終わって、しおりが帰るとき、よっこが、駆け寄ろうとしたら、しおりから走って戻ってきた。
ぐっときた。
そして、ハグし合った。
しおりに、「たのしかったね。」と言った。
しおりが「うん。」と言った。
ちょっと、目が潤んでいた。
よっこの後ろによしみさん、ももちゃん、あっきーが、並んで待ってた(*^^*)

会が終わったあとのお掃除してたら、はるだいが、「帰るね〜。」と、玄関の入り口にやってきて言った。
いつも、そうするように。


いってらっしゃい。


さあ、やっと、わたしも。(4/15記)


by  よっこ

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