こびとのおうちえん
砂にうまる
2023年7月14日
室積の海。ぎんつきとおよいでいた。
随分海に慣れて楽しむようになったな。とにかく顔に水がかかるのが苦手だった。
最近は少しいけるようになったかな。少しづつなれていくのを待っていた。
今の心の感じならいけるんじゃないかな。そう思った。
別にやらないならそれでもいいし、と思って、「よっこのひざからとんでみる?」と聞いてみた。
そしたら、「うん」と返ってきた。割と力強い声で。
決心したのか。と思った。
それで、まずは、鼻つまんでやったらと勧めて、そうしてとんだ。
やったあと、めちゃ笑顔で「たのしい!」もう一回もう一回となった。
それで、「あっきーの肩からとんでみる?」と聞いてみた。ら、「うん!」だった。
高いからドキドキだろう。伝わってくる。
そして、とんだ!
海の中に自分の体が入っていっても大丈夫になった。
やりながら、自分の中の大丈夫が増えていったんだ。
それから、ゴーグルを付けて、顔をつけたり、頭までつけたりをくりかえす。
どんどん変化。
そして、ついには、ライフジャケットを外して顔をつけて泳げるようになった。
またたく間に、だ。
今日だったんだね。と思った。
ゆずき、かほ(小)もライフジャケットつけて一人で浮くことができるようになった。
はやかった〜。
今日は、曇り空。
冷えてきたら、浜で遊ぶ子も多かった。
トンネル作りや山作りを楽しんでるかほ、かいと。
うた、ふうは、自分の足に砂をかけてうめている。
埋まりたい子がどんどん増えていく。ならんですわる。
かほ(小)、ゆずき、さゆき、けいご、ぎんつき、しょうまも。
かほは、頭だけ出して体は全部埋まってる!!
うた、ふうは、自分の足の埋まった砂に石並べたり、棒を立てたりしている。
あら、楽しそう。
私も埋まりたい!
かいと、かほ、ぎんつき、けいごに埋めてもらった。
砂の重さを心地よく感じる。
しばらくは、砂に埋まったまま子どもたちの声を聞いていた。
あ〜、こんなのもいいね。
けいごが、ちいさなふぐをつかまえて、観察している。
おこってふくれてかわいいふぐ。
しょうま、かいとらは、かにとり。
砂浜を走るカニ速い。穴にさーって入ってく。
穴ほったり、追いかけて取る。
しょうまは、カニに指を挟まれて泣いていた。そりゃあ痛かったね(T_T)

今日は、曇ってたおかげで、いつも以上に浜遊び、砂遊びを満喫したな。

by  よっこ

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