自然菓子工房 欧舌 >> こびとのおうちえん >> おうちえんの日々（ブログ）

モーニングミーティングで歌うとき、かほ（小）が前に立って、「今日は、何が歌いたいかな？」
そして、自分で「ポカポカてくてく」と言う。
みんなからも「ジャンプ」「森の夜明け」「それは素晴らしい夏のある日」「なべなべそこぬけ」「おふねはぎっちらこ」などがリクエストされる。
かほ（小）が、「せーの」と合図して歌った朝だった。
今日は、みんなでキッチンの日。
メニューは、ご飯、味噌汁、ゴーヤーチャンプルー、こふきいも。
みんなでキッチンの日は、基本的には、今、ここにある素材を使うことにしている。
今あるのは、じゃがいも。それと、よっこの畑で取れたゴーヤー、さといも。あっきーの畑でとれた玉ねぎ。あとは、最近は、たまにしか取れない貴重になっている卵。
足りない食材は買い足した。
それぞれが自分の作りたいのを選ぶ。
ごはんたきは、しょうま、けいご、しお、かほ（小）、ももちゃん。
みそしる（人参、里芋、玉ねぎ）、こふきいもつくるのは、かほ、かいと、ふう、うた、さゆき、ゆずき、あっきー。
ゴーヤーチャンプルーが、ちほ、きょう、よっこ。
みんな、いい感じで自分の担当の食事作りをしている。
ちほ、きょうは、丁寧にゴーヤーのわたをだして、切る。厚揚げを楽しそうに切る。卵を割ってまぜまぜする。
お隣では、味噌汁、粉ふきいもの具材切りをテキパキと6人がやっている。
準備ができたら、お外に行ってかまどを作る。
ごはんたきのしょうま、しお、けいごは、一人ひとりが飯盒でご飯を炊いている。
かほ（小）は、お米洗いをお手伝いした様子。
しょうまが、何回も御飯炊きをしてきていることで、自信持ってやる気に満ちていたようだ。
かまどを作ってみせ、2人もそれを見て作る。
しおは、火をつけるのも焚き火をするのもとても落ち着いていた。
けいごも自分で火をつけて、集中力が切れることなく上手に仕上げた。
味噌汁は、かほ、かいとに味付けまで任せたそう。
ふう、うた、さゆきが、粉ふきいもの火を担当。
そして、ゴーヤーチャンプルーの2人も、しっかり火を保ちながら、炒めるのを楽しんだ。
レンガのかまどが、お庭に6つも並んでいる。
お外にテーブルを作って、食べた。
あー、おいしいなあ。気持ちいいなあ。
ゴーヤーチャンプルー。。。
食べられるかな。ドキドキ。
お！意外とよく食べる！
よかった(*^^*)

お迎えの時間に今日は、ゴーヤーチャンプルーだったんだと伝えたら、Ｙ君が「子供がいちばん苦手なものやね」とちょっと、気の毒そうに言った。（ように見えた。）
でも、みんな、よく食べて、そういえば、今日それが嫌で食べられなかった子はいなかったんだよね。と伝えたら、
「なんか食べるときの雰囲気とか、自分で作ったとか、そういうのもあるんだろうなあ。」
そうそう、大いにあるんだと思う(^^)

そして、ほんとに美味しかったんだ。とも、思う。


ｂｙ　　よっこ