こびとのおうちえん
かかし作り
2024年10月23日
フラフープ
フラフープ
かかし作りがしたい。と、とうや。
けいごもやりたいと言う。
私も一緒に作ることにした。
かかしを作るのは私は、久しぶりだ。
まずは、とうやのイメージを確かめた。
わらとか木があったらできる。
それで、わらを出す。
使えそうな木を倉庫に見に行って探す。
それで、作り始めた。
頭の中に設計図があるんだな。と、思う。
わたしは、自分がそういうタイプじゃないなと思うから、羨ましいなと思う。
持ってきた材料を釘で打ち付けて行く。
顔の中身はわらで。
服は、たいがのお古(と言っても、まだ着られるものだからちょっとごめんと思いつつ。)をもらった。
けいごのつくったかかし。手が長い。服をどうやって着させようか。
そしたら、けいごが、「服の真ん中を切ったらいいんじゃない?」
そうだー。そのとおりじゃん!
そして、切ったら、上手に着せられた。
すると、もう一体作りたいという。
また、作り始めた。
今度は、顔も板で作る。と言って、材料を集めに行った。
とうやは、ずっと、そばでやっていたんだけど、釘を打つのがなかなか進まなくて苦戦した。
それで、作るのは、今日は、やめると言って、けいどろをしに降りていった。
うんうん。また、やりたくなったらね。
そして、なかなかうまくいかないこともまた体験して然りだ。
けいごは、2体目を完成させ、走りに行った。
わたしも大急ぎで自分のカカシちゃんを完成させた。
お昼から、かかしを田んぼに置きにいった。
きょうが手伝ってくれた。
そして、けいごが、立たせたい場所に据えた。
稲架掛けにかかってる稲を守ってもらうんだ。と言って。
稲刈りのあとにかかしっていうのも面白いんだけど、稲刈りの終わったあとだから、かかしがよく見える。
なんかいい景色だよ〜。

わたしは、あみが、フラフープをしたい。と言ったので、じゃあ、わたしが作るわ。と言って、あみと材料探ししながら、近くを歩いた。
笹竹を取って曲げて紐で結んで、それらしき形にした。
やってみるとう〜ん、あんまり回らないかも。
だけど、そうやって、作ったものに変えたりもいるかなと思った。
道具に頼ってばかりの遊びは、ここじゃなくてもいいかな。って。
わたしがつくってるあいだ、あみは、きれいな実を集めてた。
それを柿の葉っぱに乗せたら、とってもカラフルで、あみが、おうちごっこしよう。と言って、柿の木の下で、おままごとした。
ここにあるものをつかって。

by  よっこ

ページアップ