炭埋(たんまい)
2008年10月19日
今、家を1棟建て始めた。
欧舌の未来型コミュニティー第1棟。 基礎工事をやりかけたところで、うっかり炭を埋め忘れたことに気付く。 あわてて宇部で竹炭を焼いている村川くんに、炭を送ってもらう。 やりかけた基礎の下のバラスをほじくって、 穴を堀り、炭を埋める。 炭埋(たんまい)。 古代縄文の知恵。 今まで、店、家と改装する時にこの技を使ってきたが、たしかに空間の気が変わったように思う。 今、書いてる途中の本の原稿の中から、炭埋の部分を参考までに紹介しておきますので、 読んでみてください。 もっと詳しく知りたいなら、 http://www.wood.co.jp/kinokokoro/no13/t1.htm ここに、割と簡潔にイヤシロチのことや、場をイヤシロチ化する簡単な方法がいろいろ書いてあります。 以下、原稿より 炭埋(たんまい) 改装にあたって、どうしてもこだわりたかった点が、炭埋だ。 これは昔の日本というより、古代の日本の知恵で、炭を地中に埋めると、そこから一定範囲の磁場が変わるというもの。 何しろ当初、暗いじめっとした陰気な空間だったので。 古史古伝といわれる古事記以前のなぞの書物がいくつもあるが、その中の一つ「カタカムナ文献」と呼ばれる書物に書いてあった超古代の土地改良法だ。 簡単に説明すると、直径1m、深さ1mの穴を掘り、底に30センチくらい炭を埋める。 その上から土を埋め戻すだけなのだが、たったこれだけでそこから半径15メートル四方の磁場が変わる。 今風に言えば、プラスイオンの多い陰湿な場が、マイナスイオンの多い気持ちのいい場に変わるのだ。 ま、僕も最初は半信半疑だった。 ケーキ屋の改装のときにもこの技を使っってみたところ、 たしかになんか気持ちいい場に変わったようだ。 僕はあんまり“気”がどうのこうのと分かる方ではないが、そういうのがわかる人、何人にも改装当時言われたもんだから、どうやらまんざらデタラメでもないようだ。 で、今回は自信をもって、炭埋工事。 ちょうど隣のおじいさんが、竹炭を焼いていたので、これを使うことにした。 この家の場合も、効果がどうだったか数値には表せないが、二十年来の万年肩こりの妻が、この家に住み始めてから、初めて肩こりのない日々を送ったことだけはたしか。 今でも疲れきったとき、杉板の床の上に大の字になって寝転べば、にぶい僕でもわかる吸い付くような背中からのエネルギーのシャワーを感じることがある。 ケガレチをイヤシロチに変える方法として、最近では船井幸雄氏なんかが詳しくその手の解説本を出してるので、興味のある人は読んでみるとおもしろいかも。 松、竹、梅、樫など炭の種類によっても、場のエネルギーの違いがあるようだ。 |