半農半菓
NO NUKES ONE LOVE いのちの道の上
2008年10月26日
4月のアースデイで、ステージのおおとりを魂の詩でしめてくれた、
内田ボブさん。
「NO NUKES ONE LOVE いのちの道の上ツアー」と題して、
11月、大阪〜九州〜瀬戸内〜四国〜東京をまわります。
http://amanakuni.net/bob/live.html

ご存知ない方も、よかったら、
映画「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみ監督と、
内田ボブのメッセージをお読みください。

ここらでは、中旬から油谷と光市にて。

お知らせ歓迎!!

呑ませ過ぎは注意!!らしいです。(^^)



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ロータスルーツ5周年記念イベント
LOTUSROOTS Solar Live Vol. 2

内田ボブ LIVE ”No Nukes One Love ~ いのちの道の上”

友情出演:岡野弘幹(from天空オーケストラ)

日時: 2008年11月4日(火) 
開場19:30 ライブスタート 20:00

場所: LOTUSROOTS 大阪市北区西天満3丁目3−4 
TEL: 06-6131-1553
info@lotusroots http://www.lotusroots.org
LOTUSROOTS サイトでのインフォメーションはこちら
http://lotusroots.org/2008/09/ue.html

チケット: 前売 2000 + 1ドリンク代 当日 2500 + 1ドリンク代
ご予約は上記LOTUSROOTSまで

☆ 会場&ライブの電源は全てソーラー発電です。
☆ 当日は祝島のタコやイカのくんせい他、フード&ドリンク多数
用意しています。

ついに決定! 内田ボブ、待望のLOTUSROOTS LIVE!!

時代を超えて、母なる地球とその上に生きるすべてのものたちへ、
愛のメッセージを送り続けるボブさんの歌の数々…
西表島での10年間の暮らしを経て、信州の山奥・大鹿村で暮ら
しながら、グローバルなビジョンで調和の未来を提言しつづける。
そのフットワークは軽く、アメリカはビート世代の禅僧・ゲーリー
・スナイダー、聖地ビッグマウンテンを守り続けるネイティブ・ア
メリカン、南はオーストラリアのアボリジニ、チェコ、ハワイ…と
国境を越えた心のつながりを広げている。

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鎌仲ひとみ監督による内田ボブCD「いのちの道の上」
ライナーノーツより

1988年にリリースされた「おおチェルノブイリ」を内田ボブが歌
っていた頃、私はどこにいただろう? チェルノブイリのことを深く
考えることもなく、バリ島で映画を撮っていて、内田ボブという名前
すら知らなかった。20年の時を経て、私はようやく「内田ボブ」に
出会った。イラクーハンフォード(アメリカの核兵器工場)−ヒロシ
マ・ナガサキーボスニアと劣化ウラン弾や放射性物質で汚染された地帯
を旅したその果てに私は六ヶ所村に行きついた。地球の表面をめぐる
長い道のりの後で、私たちが生きるヤポネシアの根っこを掘り下げる
映画を撮ることになった。ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソデ
ィー」はこの国の原子力発電が吐き出す核廃棄物の行方と私たち自身
の暮らしを描いている。
この映画の上映を通して、私は長年同じ問題に取り組んできた人々と
出会うようになった。

ボブさんの音楽と出会ったのは山口県の祝島だった。瀬戸内海をシー
カヤックで横断してきた男達を通じて初めて、私はその歌声を聴いた。
「ヤポネシアフリーウエイ」は海に生きる生き物達と一体化するような
気持ちにさせてくれるアルバムだった。そして今回の「いのちの道の上」
が同じシーカヤックをあやつるハルさんから手元に届いた。
ボブさんが「おおチェルノブイリ」で歌っている歌詞を私たちは20年
前より、もっと現実感を持って聞くことができる。その歌声の明るさ、
確かさ、豊かなイメージの喚起力。

「おお、死の時代 おれたちの時代 その果てしない空の下 死の灰が
降り注ぎ、めぐり広がる、おれたちのふるさとの空 母なる大地の上に・・」

2008年、この歌が再び装いを新たに世に出る意味を考える。これま
での社会のメインストリームから遥か離れた自然の中で生きてきた音楽
家のメッセージが私たちに問いかけるものは何だろう? これまでのメ
インストリームが後生大事に掲げてきた価値観への根本的な問いかけが
ようやく普通の人々にも届いてきたということではないだろうか?

内田ボブがこの世界を歌う、その目線ははるかに時代の先を行っている。

「死の時代だけど、おれたちの時代だから、兄弟たちよ、仲間たちよ、
したくはいいか、準備はいいか、誇り高いお前の魂を大空にささげると
きがきた、おれたちの生まれのままに おれたちの生まれを越えて、お
れたちの愛 おれたちの命のままに、おれたちの自由のままに、」

ここに歌われているのは単なる反核のメッセージではない。もうひとつの
価値を生きる実践から生まれてきた言葉であり、次のまた次の時代にまで
届くメッセージなのだ。原発や社会のありかたをテーマにしながら、こん
なにも純粋で洗練された音楽を私は知らない。20年後の今、めぐり合え
た幸せを感じながらこのアルバムを聞いた。しかもボブさんの声は20年
前と変わらず若々しくチャーミングなのだ!!
次々と、普通の人々が自分たち自身のこれまでの生き方に疑問を感じ始め、
もっと自然とつながりたいと望み始めた。そんな「おれたちの時代」にボ
ブさんの音楽を「解き放て」ば、後続の若い人々が、どんなに力づけられ
るだろう。「死の時代」を「愛の時代」や「いのちの時代」に変えるのは
私たちのこれからの仕事になるのだから。ボブさんの歌声からいのちの息
吹が吹き渡ってくる。

映画「六ヶ所村ラプソディ」監督 鎌仲ひとみ


内田ボブのメッセージ:

わたしは、小さな鳥である。
野山にさえずる、小さな鳥である。

核被爆者たちの長い列は、焼けただれ、踏みにじられ、
なぎ倒された、生きとし生ける者たちの長い列へと
連なっている。

非戦を生きる。
非核を生きる。
平和を生きる。
恐れるな! そのことによって、
私たちにもたらされるリスクは、
私たちを生かすためのリスクだ。

青森県六ケ所村、
一日で原発1年分以上の放射能を含む温排水を
千島海流に注ぎ続けるという、
核燃再処理工場。

山口県上関町、
日本国がさらに軍事大国、核ビジネス大国と突き進んでいく
未来の象徴ともいうべき、
上関町に作られようとしている原発。

一連の経済発展により、私たちが背負い込むリスクは、
私たちを死へと、さらに死へと、
肉体も精神も社会も国も追い込むものである。

昨年(2007年)、春から夏にかけて、
私たちが生きるヤポネシアへ、
ポリネシア・ハワイを旅立ち、
ミクロネシアを経由して、
太平洋の伝統的な星の航海術によって、
偉大なる航海をなしとげた双胴カヌー・ホクレア号と
そのクルーたちは、
平和を生きるための勇気を示してくれた。

1954年、ビキニで水爆実験に遭遇した第五福竜丸の
元漁労長・見崎さんは50年余り経た今日もなお、
平和への願いは変わらないばかりか、なおいっそう、熱く、
彼の心に燃え続けていてくれる。

私たちが生きる街や村で、森や川で、海辺で、
非戦、非核、平和を生きることは、時に、
私たちに忍耐を要求するかもしれないが、同時に、
未来は、私たちの前に希望としてあらわれてくるだろう。

NO NUKES ! ONE LOVE
いのちの道の上

内田ボブ

*ボブ九州

・11月6日(木)
熊本
球磨郡水上村

阿倍さん宅  090-592-2327

・11月9日(日)
熊本市
島田美術館 蔵ギャラリー 096-352-4597 
熊本市島崎4−5−28 ー牛島史江染織展ー最終日にて、
ボブとナーガの詩と唄のライブ
http://www.shimada-museum.net

・11月15日(土)
鹿児島市
場所未定  問い合わせ 「サラ」 (0992)23-6326(赤星)



*ボブ瀬戸内〜四国

・11.17(月)夕方より(時間、詳細未定)
asian farm house 百姓庵
山口県長門市油谷向津具下1098-1
(問)0837-34-0377
http://www1.bbweb-arena.com/hyakusho/

・11.19(水)18:00 開場 18:30 スタート(料金未定)
wacca farm 錦海寮
岡山県瀬戸内市邑久町尻海4396
(問)090-8713-0533 タツヤ
http://waccafarm.exblog.jp/

・11.20(木)夕方より(会場、時間、詳細未定)
愛媛県今治市
(問)090-4377-4218 トシ

・11.23(日祝日)19:00 スタート(料金未定)
山口県光市虹が浜
ログスペース海小屋「コパヤ」
(JR光駅からまっすぐ虹が浜海岸へ、海岸通りを左折 
一分くらいで立派なログハウスが右手に見えます)
(問)090-6843-9854 原

*ボブ東京

・11.25(金)OPEN:18:30 START:19:30
2000 YEN
NAKED LOFT
東京都新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F
(問) 03-3205-1556
http://www.loft-prj.co.jp/naked/

「NO NUKES ONE HEART 〜いのちの道の上〜」
TALK:
木下ディヴィッド(プロサーファー)
Misao Redwolf (イラストレーター/ NO NUKES MORE HEARTS : RIZINE)
進行:冨田貴史

LIVE:
内田ボブ

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