半農半菓
それぞれの日
2008年12月2日
思った以上に、壁つくりに時間がかかってしまった。
11月いっぱいで壁を塗り上げるつもりが、今やっと壁を塗り始めたところ(^^;)

急ぐ理由はいろいろある。
寒くなって夜冷え込みだすと、壁が凍る。
塗って間もない壁は、まだ水分をたくさん含み、凍ると割れてしまうのだ。
それから大工さんたちの仕事の段取り。
壁を塗り終えないと、室内の床張りなどの作業にかかれない。
そして、僕自身12月後半になると、クリスマス前になり、さすがに午後から他のことをやってる場合ではなくなってしまう。
とまあ、そんな具合で、今急ピッチで壁塗りを進めてる。

壁塗りには、若い大工の見習いたちが練習したいからと手伝いに来てくれている。
大工と左官はやっぱり別の領分みたいで、仕事の休憩時間に左官やさんに塗り方を教えてもらうことはあっても、なかなかこういう壁塗りをやる機会はないそうだ。
まして土壁の仕事自体が、ほとんどなくなってる今のご時勢。
そしてMくんも仕事の合間に毎午後壁塗りに。

家作りを優先してきたのもあって、
今年の収穫作業は後手後手になっている。
まだ黒豆は田んぼに干したまま。
緑米もはぜにかけたまま・・・。
でも明日以降、天気が崩れるときいたので、
今日Nくんには黒豆を足踏み脱穀してもらった。

僕は壁塗りの間、午後一番から時間をとるために、
午前中から、一人多くスタッフに店に出てもらってる。
そういう中、日頃は店の工房をまかせている弟も体調を崩して休んでる。

日頃より余計に店のスタッフから、「これこれはどうしましょうか?」と連絡が入る。
壁を塗りながら、携帯で指示をだす。
その合間に、田んぼの段取り、足踏み脱穀機を軽トラで持っていったり。

ケーキ屋と田畑と家作りと、
3現場同時進行。
どのパートも、滞りなく進むように、
僕の役目はものを準備したり、段取りをとったり、運んだり、・・・。
それぞれの現場のちょうど人数がいるところを手伝う。
まあ、雑用係りみたいなもんだ。(^^)

一人じゃ何も進まないけど、たくさんの人の力で、3つのことが進む。
ほんとうにお陰様。
ありがとうございます。
忙しいけど、楽しくてしょうがない。
描く形にまた一歩近づくための、過程だから。
それも確実にまた形が出来上がっていくから。

今日は、原発予定地から祝島まで、瀬戸内のいろんなところから集まったやつらが、海をわたってる。
カヤックで、
サーファーたちはパドリングで。
あるいは船で。
そして浜で迎える人たち。
『WATERMEN FOR PEACE』
僕もカヤックで参加できたらしようかと思ったけど、
人にいろいろやらせといて、自分は海へというのも、ね。
だから僕は僕の場を、前へと進む。

目の前の冬の海を手漕ぎで渡る彼らにも想いを馳せながら。
それぞれの思いを胸に。
前にむかって漕ぎ進む。

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