半農半菓
宙の快進撃
2009年1月27日
ぼうずりだけは勘弁!
ぼうずりだけは勘弁!
穴掘るのも、やめてくれ
穴掘るのも、やめてくれ
彼にとってはこれが標準の姿らしい
彼にとってはこれが標準の姿らしい
傍若無人というべきか、
天衣無縫というべきか。
宙(そら)の快進撃が止まらない。

4人の子供といってもまだ、上から9歳、6歳、4歳、1歳。
カオス(混沌)と僕が呼ぶ我が家だが、
その立役者はやっぱり1歳半の宙。
(ちょっと前までは、真だったけど、彼も4歳。
すっかりお兄ちゃんらしくなった)

子どもが小さい時にはよくある光景かもしれないけど、
ほんの一部を紹介しよう。

トリ小屋大好きなのはいいけど、
中に入れば、棒で追いかけまわし、おがくずをかけまくる。
鳥たちは、宙の気配を感じると、逃げ惑うようになった。
家に入れば、土間に穴を掘る。
(頼むから、やめてくれ)
そのまま泥だらけの足で上にあがる。
トイレのボウズリを持ってきては振り回す。
ぴちゃぴちゃと辺りに飛び散る怪しい水滴。

基本的に引き戸でしか仕切られてない我が家は、彼にとって、すべてがフリーゾーン。
段々と、机などの上の方に物が積み上がるようになってきた我が家だが、
敵もさるもの。
最近は、イスを引っ張ってきて、机の上にも自力で上がるようになってきたから、始末が悪い。
聖域は唯一、ピアノの上。
子どもたちの大事なものがピアノの上に積み上がる。

僕の大事なもの?
書斎なんてないので、部屋の一角にパソコンや、いろんな書類が積み上がってるんだけど、
椅子を並べたり、重い本を積み上げたりして、バリケードを作ってたけど、
難なく突破される最近。
ま、そこの一角(おやじスペース)は、もともと混沌なんだけど(^^;)

障子は毎日のように穴が空く。
彼は障子の桟を手すりと思ってるんだ、きっと。
穴をふさぐと、なぜ俺の手すりをつぶすんだとばかりに速攻で、手を入れる。
障子をふさぐ紙は、和紙から、便箋の裏になり、カレンダーになり、だんだん厚みを増していったけど、効果なし。
化学物質系はつかわないという一線を変更して、
このあいだ、プラスチック障子紙なるものを買ってきたら、
張る前に、真と宙のちゃんばらごっこ道具に変わっていた・・・。
真のときに下から2段に板を張ったんだけど、
今、宙が空けてるのは、その上の段。
もう残る手段は、もう2段分上も板張るしかないな。
仕切りたい、でも光を入れたいから、障子をチョイスしてたんだけど、
子どもの多い家には、所詮デザイン的な試みは、無理な話かも。

家に帰ると、床の上が絶句するほどの惨状のときがある。
マッチや、綿ぼう、足の踏み場もないほど。
一日彼の後始末に追われて、疲れ果ててる妻。
おつかれさん。

かれは兄弟の中でも、特に異色だ。
子どもというのは十人十色。
兄弟同じように育てても、ほんとそれぞれだ。
それでも、押さえつけるよりも、自由に育てばいいな。

悪さをしては、みせるとびきりの笑顔。
これにやられてしまう。

小悪魔!(^^)

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