半農半菓
フェアトレード祭り
2009年5月10日
坂ゴロ!スリル満点
坂ゴロ!スリル満点
ピザ焼いて
ピザ焼いて
「サヤン」と「えん」のエンディング
「サヤン」と「えん」のエンディング
今年のフェアトレード祭りは、大田原自然の家。
久しぶりに来たけど、いいところです。
家族で泊まりがけで遊びに来るには、うってつけ。
ヤギや鶏、うさぎなどの動物たちと戯れるのもよし、
アスレチックや草スキー、坂ゴロで遊ぶのもよし、
薪釜でピザを焼いたり、バーベキューしたり、草木染めしたり、
いろんなログハウスに泊まったり、超でっかい五右衛門風呂に入ったり。
子どもたちも満喫したみたい。

ところで、今回のフェアトレード祭り、僕がちょこっと話をさせてもらったんだけど、
30分の持ち時間、時間どろぼうの話を折り込みながら、詰込み気味に話をしました。
その後、ある人からメールで質問がありました。
以前ほかにも同じような内容の質問をされたことがあるので、同じように感じた方もいるかと思い、ここにシェアします。

≪質問≫
大下さんのお話を始めて聞くことができました。
私達の暮らしの根底にある、お金の話。
大下さんの話を聞きながら、主人の事を思いました。
私達は、何も考えず6年前家を建てました。
今の主人を見ていると、大下さんがおっしゃられていたように、
私達が背負ってしまった莫大なローンを返す為に、夜遅くまで
働き、土曜日も休みもなく、子供達と戯れる時間はほとんどありません。ストレスも計り知れません。
そんな事から、開放してあげられればと思いながら、何もしてあげられません。

私達のような、すでに家を建ててしまって莫大なローンを背負ってしまった者が、これからどのように進んで行ったらいいのでしょうか。

≪返事≫
家のことは、話が中途半端でしたね。
まずは、住みたい家を手に入れて新築の家に住んでいるのだから、
その状態を喜びましょう。
お金のことを考えなければ、最大の喜びの証のはず。

そして、僕らは自分の現実を常に創造してることを忘れないで。
どのような未来の可能性も無限にあるのです。
一年後、経済の崩壊とともにお金の価値が紙切れになるかもしれません。
半年後、思わぬ大きな金額を手にすることがあるかもしれません。
これをするには、こうするしかない、借金を返すには、こうするしかないという思い込みをまずははずすこと。
その思い込みによって、未来の可能性をその思い込みのように固定化してしまって、自分たちの可能性をせばめているかもしれません。

また、場合によっては、違う形で今のいろんなものを清算し、新しいスタートをきる方法もあるでしょう。
そうすることで、自分たちの状態を喜びの状態に持っていきやすいのなら、それもいいと思います。

自分が自分の現実の創造者。
喜びの状態を創りたいなら、今、喜びの状態にいましょう。
今の状態の中に喜びを見出して、創りだして、
そこに焦点を合わしていきましょう。

僕が意識的に生きるの中で書いていることは、
ほんとうのことです。
どのような可能性も引き寄せて、創りだしていくことができるのです。
僕ら人間という個人個人は、本来すごい力を持ったすばらしい存在だと思います。
でも、その意識の力を逆に利用され、それぞれは無力だと教化、洗脳されて利用されてきた≪ひどい言葉でいえば、家畜化されてきた≫長い歴史があるのかもしれません。
これからの時代は、ひとりひとりが自分の本当の力を思い出すとき。
思い込みと植えつけられた固定観念の鎖を解き放つのは、自分です。

≪補足≫
そして、少しずつ、時間どろぼうのシステムから抜け出す暮らし方に移行していきましょう。
キーワードは、自給、循環、シェアリング。
自分の足もと、できるところから。
生きるのにほんとうに必要なものから。
自分の今の意識が、自分の生きたい方向に向かってる意識なのかチェックしながら。
気がつけば、必要な仲間と出会い、そんな暮らしを作りつつある自分に気がつくときがあるでしょう。
そんな生き方は、今からしばらくの混乱を生き抜く最大のセキュリティーであると同時に、
その次に来る新しい世界の最大のひな形になっていくと思っています。

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