自然農のポイント
2009年6月9日
自然農での米作り。
どんな田でもできますが、 楽につくれるポイントってあります。 前に「自然農を楽にするポイント」という題で書きました。 http://www.oh-shita.com/slowlife/blog/280.html 要は、田植えする直前の状態が、冬草がたくさん生えてる状態がいいわけです。 田植えの時点で、夏の草がたくさん生え始めてると、夏、草刈に追われます。 それでも、草刈に入ればいいんだから、問題はないんですが・・・。 冬草がたくさん背高く旺盛に生えてると、その足もとに夏草が生えてきにくいのです。 これを刈ったとたんに、夏の草が一斉に芽吹き始めます。 だから、田植えのとき押し倒すか、 刈るにしても、直前に刈ったほうがいいわけです。 初めてする人でよくあるのは、 草が生えてるのが気になって、春に草刈りをしてしまう。 そうすると、田植え時期には、夏草が山ほど生えて、田植えが終わると同時に、草刈りに何度も入って、自然農はたいへんだ、となるパターン。 あるいは草負けして、収穫少なく、自然農は収穫が少ないとなるパターン。 だから、ここってけっこうポイントです。 右上の写真は、うちのある田の一部分。 左側のように枯れ色の冬草が膝までぎっしり生えてる状態にしてると、夏の草はあまり生えません。 でも畦塗りのため草を刈ったところ(写真右側)は、もう緑になるほど、夏草が生えてきてます。 こんなのと競争したら、大変です。 畑と違って田んぼは面積があるからね。 |