はぜ掛け3段干し
2011年11月11日
先週子どもたちと刈った緑米。
ハゼに掛けて干してたんだけど、毎日のようにニワトリたちのご飯になってて、 ちょっとくらいなら、微笑ましい光景ではあるんだけど、さすがに限度ってもんがある。 そこで、はぜをニワトリが届かんくらい高くやり直すことにした。 そのついでに、日本海側や東北でよくやってるように、多段型のはざ掛けにしようと思いつく。 前に出雲を旅した時、一度目にしたことがあったが、どんな構造なんだろう。 ネットで調べてみて驚いた。 http://highknowledge.seesaa.net/article/117800432.html はぜ掛けにもいろいろ名前があって、 普通僕らがやってる一段は、「シングルスタイル」って名前があるらしい。 2段は「ダブルコンビネーション」 「トリプルコンビネーション」 「フォースコンビネーション」となって、 5段以上になると、国家資格の「はざかけ士」なる存在の立ち会いが必要なんだって。 たしかに倒れたら大きな事故になりかねないけど、ほんまかいな。 聞いたことなかった・・・。 さらにさらに10段以上になると、 キャリア50年以上の「大はざかけ士」なる存在が、・・・。 3段組を見様見真似でつくってみたけど、 美しい。 この方式が取り入れられてるなんかの理由はあるんだろうな。 寒い地域はこのやり方多いみたいだし。 ただシングルと比べて、同じワラの量干すのに時間かかるなあ。 人手もいるし。 シングル歴13年で自分なりにはベテランのつもりだったけど、 「はざかけ士」には、まだまだ遠いみたい。 真偽のほどは調べてないけど、 なんとも深いはぜ掛けの世界。 |