地球子舎(てらこや)
ことばとかず
2016年5月2日
しょうたの一斉授業
しょうたの一斉授業
中学や高校で習うような数学や国語が人生に必要なのかということは、おおいに疑問だけど、
自分がやりたいことに向かうとき、
何かを調べたいとき、
人に伝えたいとき、
日々の暮らしの中で、仕事の中で、
小学校程度の算数や読み書きは必要だと思ってる。
開校前の1年間、親御さんたちともいろいろ相談した結果、
てらこやでは、朝1時間ほど「ことばとかず」という時間をとることにした。
この時間をどう使っていくか、この一年はいろいろ試してみたい。

基本的には、それぞれのやりたい学びをする。
算数の問題をやってる子。
新しい漢字を覚えてる子。
本を読んでる子。
絵本を作ってる子。
それぞれだし、日によっても違う。

一年生3人は、4月はずっとまあみんと、ひらがなと数字を学んでる。
彼女は小学校教諭を20年やってきて、独自にシュタイナーを学んできた。
今日は「8」という数字。
いろんな色でぐるぐるぐるぐる何周も何周も。
美しい虹色の「8」。
そのうちそこに顔が描かれたり、いろんな模様が描かれたり。
3者3様の「8」が生まれてる。
描いてるときの3人の顔のなんとうれしそうなこと。
ああ、こんなふうに数字と出会えたなら、
なんとすてきなことだろう。

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