地球子舎(てらこや)
新年度を迎えて
2019年4月20日
4月、おうちえんを卒園したEとRが入学した。
新一年生2人を迎えて今年も18名でのスタート。
と、思いきや、去年夏から半年間一緒に過ごした5年生のAが公立の小学校に転校することに。
そして、さらに6年生のSが、勉強に集中したいから、家で勉強することを選ぶ。
3年前、最高学年4年生で始まったてらこやは、この3年間
上が抜けることなく、少しずつ下が増え、上のメンバーはほとんど変わらずに過ごしてきた。
3月2人卒業したことに加えて、上級生が2名抜け、去年の途中から低中学年の子が何人か入学してきてることもあり、てらこやの年齢構成が大きく変わったこの新学期。
上級生の割合が多かった去年までと比べて、下級生の割合が増えてきたのだ。
低学年の子たちにはいい環境ができてきた。
低学年同士での場や話し合い、遊びが成り立ちやすくなり、上に必死についていかずとも、等身大でいやすくなったように思う。
大きな子たちに埋もれがちになっていた低学年が、伸びやかになってきたのを強く感じる。
逆に高学年にとっては、今まで成り立っていた遊びが成り立たなくなった。
おうちえん、てらこやといえば、「けいどろ」といってもいいくらい、一年をとおして「けいどろ」に熱中する風景が多かったんだけど、(それくらい、「けいどろ」って奥深い・・・)
これは人数が少ないとおもしろくない。
けど、けいどろにしろ、サッカーにしろ、ドッジボールにしろ、なかなかおもしろさを成り立たせるだけの人数が集まらなくなった。
新しいメンバーたちのやりたいことは、そっちじゃないようで。
それでも女子たちは、百人一首くらぶに続き、英語クラブもスタートさせ、和気藹々と楽しそうな濃い日々を送っている。
やりたいことと状況がマッチせず、ちょっぴり試練なのは、個性豊かな男子たち。
エネルギーを持て余す姿をよくみかけるようになった。
年度変わりとともに、関係も状況もがらりと変わる。
それでも、この状況を受け入れて、考えるしかない。
「じゃあ、どうするのか」
「自分はどうしたいのか」
がんばれ、高学年男子!!

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