地球子舎(てらこや)
たねおろし
2016年5月9日
Rが看板つくった
Rが看板つくった
つなぎめのハイテクさにびっくり!
つなぎめのハイテクさにびっくり!
食べることは生きること。
自分たちで食べるものを自分たちでつくる。
そんな暮らしが一体となった学び舎をと始めたてらこや。
けど、現実には、開校前後の忙しさで、
畑の準備、野菜の苗つくり、ほとんどできず、時期を逸しまくりの3、4月。

この春はしょうがないかと思いつつも、お母さんたちから苗はそのうち分けてもらおう。
けど、米だけは子どもたちにも一から十まで携わってもらいたい。

まずは自然農の種おろし。
一粒のお米からご飯一杯のお米ができること。
1000粒まいて、植えたら、一人が一年間たらふく食べるお米ができる。
明日お金が紙くずになったとしても、だ。

最初は「えー、いやだあ」とか言ってた子らも、いつのまにか真剣に。
とくにうちの場合、蒔いた種を鳥やモグラから守るだけでなく、
我が家の放し飼いのにわとりたちこそが、いちばんの天敵なのだ。
彼らから、苗をいかに守るかを考えなきゃと、説明したころから、
子どもたちのやる気にかなり火が付いた。
それぞれのグループに分かれて、いろいろアイデアめぐらせて、
いろんな苗床ができあがっていく。
網でまもる。
竹と枝で柵をつくる。
瓦で壁をつくる。
いろんな姿の苗床ができた。
魔よけの葉っぱや、
ダミーのエサなど、独創的なアイテムもいろいろ。
子どもたちの発想と想像力に驚かされる。

おうちえんではポット苗の苗箱にお米を一粒ずつまいていくのを子どもたちと一緒にするのが、
毎年の定番でそれももちろん幸せな時間なのだけど、
一歩進んで、自然農の苗床を一から子どもたちだけでつくれる、それも独創的に、
小学生という年齢ならではの、おもしろさとうれしさがここにある。

そういえば、最初いちばんいやがってたM子が、結局一番最後まで熱心に柵をつくってたね(^^)

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