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子ガメのゼニー
2016年5月16日
てらこやでは毎日子どもたちがその日のプランを自分たちで決めて過ごす。
開校してすぐの最初の週は、一年をとおして、あるいは卒業までをとおして、てらこやでやりたいことをそれぞれが出しあった。 100をはるかにこえる「やりたいこと」。 どんだけできるかなあ。 やりたいことを通して、どんな経験と学びが展開していくのか、 それが楽しみ。 4月は秘密基地づくりに始まって、 雑巾縫ったり手提げ袋をつくったりのおさいほう。 木切れを使っての工作。 女の子たちは、おやつ作りにはまってた。 5月のある日、Uが家の近くで拾ったカメを持ってきた。 甲羅の長さ3センチくらいのちっちゃなカメだ。 さっそく大人気の小ガメ。 何に入れるか。 名前はどうするか。 何を食べるのか。 そもそもなんというカメなのか。 疑問はつきない。 てらこやにある本、おうちえんにある図鑑、片っ端から探してる。 結局そらの家にあるカメの本にとても詳しく書いてあった。 こんなときの子どもたちの集中力はすごいね。 すっごい長い文章をずっと読みながら、調べ続けてた。 いろんな写真を見比べた結果、クサガメにまちがいないということになり、 クサガメの幼体をゼニガメとも呼ぶことを見つけ、 名前は「ゼニー」。 しばらくは毎日だれかがゼニー関係のプラン。 ゼニーの家(水槽)に入れるモノ探し。 ゼニーの散歩。 ゼニーの遊び道具つくり。 ブランコ、すべり台、平均台、そり、ジャングルジム、展望台、・・・。 遊園地かいっ!! どこに置くん?こんなに!! とまあ、ちょっぴり思いましたけど・・・。 子どもたちの力作がずらりのてらこやの一室です。 ゼニーグッズがひとだんらくした頃、 ゼニーはひとりじゃ寂しそうだから、友だちを探しに行くことになりまして、 カメがいるという噂を聞きつけては、 その池まで4キロの道のりをすたこら歩いて、着いたらすぐ帰る時間になったり(^^;) また次の日も別の場所に行って、でも水の深いところでは、カメのほうがはるかにすばしっこくて、捕まえられず・・・、 と、なかなかの苦戦。 それでもあきらめず、お友達のことを考えてたある日、 まりが家の前の用水路で、小さめのカメをゲット。 ついに友だちができました。 ところがこのカメ、小さめとはいってもゼニーの倍以上の大きさ。 同じ水槽に入れるとゼニーの家の中はぐちゃぐちゃ、 ゼニー下敷き、という状況も時折あって、 別の家を用意することに。 このカメもずっと飼うのか、じゃあ名前はどうするかで、 またまた連日の話し合い。 今度は名前がなかなか決まらず、数日間にまたがる話し合いの末、みんな話し合いに疲れて結局くじ引き(^^;) Rの案「エルメス」ということに。 「えー、オスなのにエルメス〜?」誰かがツッコミを入れてたけど、 「エルメス」がララァ・スンの搭乗機だということは、 ガンダム好きのRと僕としょうたくらいにしかわからんかっただろうね。 ひとつのプランが、次々に発展、展開、変化していくこともあって、 なかなかに興味深い。 なんだかんだで1ヶ月、カメのドラマは続いています。 |





















