地球子舎(てらこや)
雨の火
2019年10月7日
雨の日………
雨の中を嬉々として遊ぶおうちえんの子たちと違って
いつもはなかなか外に出たがらないてらこや組。

Yが「ねえ、基地でたき火しよう!」と誘いに来た。
待ってましたとばかりにカッパを着込む。
Uも「やる、やる〜」とやって来て3人で山に入る。

結構な雨。
木々が守っていてくれるはずの森の中も、今日はびしょびしょ。
この中でのたき火、それも経験の少ない低学年女子、難易度高い!!
カッパからもしたたる雨。今日は無理かなあ………

(がしかし、無理かなあと思っていたのはわたしだけで、
彼女らはやってくれるのである!)

かまどにしている穴の中は、土の色が変わるほどすっかり濡れている。
何気にUが手にしたスコップを見て、
Yがひらめいた。
「そうだ!貸して!穴掘り返せば下の土、濡れてないじゃん!」
せっせと掘り返して、乾いた土を表面に持ってくる。
おー!一気に3人のテンションが上がる。よし!いける、いける!

かまどは復活!
あれ!?けど、燃やすものがない。
杉の葉も小枝も全部濡れている。
森の中を歩いてみたけど、どこもかしこも濡れている。
困った………

ひとしきり歩いて探した後、今度はUが
「あー木の中は濡れてないのにね。木の中取れないかねぇ?」とつぶやく。
木の中?あ〜たしかに木の幹の中身、皮の中は雨の水も染み込んでいないはず。
「あ!あれだ!」
Uの発想から、わたしがひらめいた!
指差した先を見て、わたしのひらめきが分かったUは、
朽ちて横たわっている木に駆け寄り、持ってきたノコギリで一心にギコギコギコギコ。
表面の皮を削って、中の部分を使うのだ!

大成功!
すごいなあ、UとYの発想力!!

3人で火を囲みながらなんだか不思議だなあと思う。
何気ない動作・何気ない一言からのひらめきが、うまくつながって火がついた。

自分のひらめきやアイデアが3人の成功に結びついて、
なんだかうれしい。
3人のひらめきやアイデアが見事な連携プレーで成功に結びついて、
なんだかとってもうれしい。
やったね、できちゃったね。こんな雨でも、火、つけられちゃったね。(^ ^)
3人みんな、満足したこころで火を囲む。

そんな雨の火。そんな雨の日。

まあみん

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