地球子舎(てらこや)
仕向けない時間、こどもたちが創り出す時間
2019年9月12日
低学年3人組と外へ飛び出す。
はっきりとした目的もなく、とりあえず外に飛び出す。

何しよう?何しようか?
今日は外にはまだ誰もいなくて、静かなグラウンド。

「おれはスケートボードをしようっと!」Rが決めて
てらこやに道具を取りに戻る。
ひとり装備ばっちりでスケートボード片手に帰ってくると、練習開始!

他の2人はまだ何するか決めかねていて、相談中。
なかなか意見が合わず、ぶらぶら過ごしている。
意気揚々のRもだんだん飽きてきて、スケートボードも終了なかんじ。



こんなとき、スタッフとしてのわたしの心の中は、
(遊びを成立させなきゃ、3人が一緒に楽しめることってなんだ!?)
とあせってくる。
「ねえねえ、見て、Rこんな技できたよ。やってみない?」と声かけたり、
どうすればおもしろくなるかゲームのアイデア、頭をくるくる回して考えたり。

自分の意識が外に向きすぎてることに気がついて、深呼吸。
サービス精神にあふれ、口出しが多くなるのがわたしの傾向。
気がつくと仕向けてしまうのも、身についているわたしの癖。
この自分のもつ愛や奉仕の特性を今日はどうプラスに使おうか。
静かなグラウンドで目を閉じて風を感じて深呼吸。
自分は今何をしたいのかなあ…
今日の3人はどんなかなあ…
こどもたちを 自分を 深く感じてみる。

今日はなんだかまったりモード、そんな日。
今日は座って見ていることに決める。
時折こどもたちの脇で、てらこやに飾る花を選んで取ろうっと。



気がつくと、おもしろい遊びが始まってた!!
3人でぽんぽんアイデアを出し合って、スケートボードを使った
タクシー会社ができていた!!
おもしろくって大笑い。
「わたしも入れて、やりたーい!!」
スタッフを越えて、ひとりの人としていっしょに遊ぶ。
そう、この感覚が好き。




今日は外の意識で仕向けなくてよかった。
愛を「待つ姿勢」や「信頼」に変えてよかった。
ぜんぶゆだねてよかった。
今日はたまたまそんな日。

毎日毎日毎瞬毎瞬ライブでドラマティック。
さあてと午後からも、また新しいこどもたちと新しい自分に出逢おう♫

まぁみん

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