地球子舎(てらこや)
憧れる
2019年12月16日
7月、2年生のYが新しくてらこやの仲間に加わった。
地元では一番年上で、いつも自分より小さい子たちと遊んでいたY。

年上の子たちの中でどうなるかなあと思っていたけれど
そんな心配どこ吹く風。
だれにでも垣根なく甘えられるY。

一見クールな6年生が
「この人うちにまでべたべた触って甘えてくる、ある意味すごいわ。」
と感心していたっけ。笑

Yは木工が大好きで、気づくとトントンやっている。
そんなYが憧れたのは5年生のK。
「いつもKにくっついていってるやん。お前Kの弟子だな。」
と嫌味っぽく言われても、逆に
「弟子!弟子!弟子!」と大喜び。
そんなやわらかなYの周りには、いつも笑顔があふれる。

YにとってKは憧れだ。

「すごいなあ。ほんとにすごいなあ。」

Kの仕事ぶりを見て、何度も何度もYが言う。
素直なことば、曇りのないまっすぐなことば、
横で聞いているわたしもこころが震えてしまうくらい。
だもの、K本人はもっともっと感じているに違いない。
こんなまっすぐに憧れを表現できるY、すてきだ!!

Kを見つめるYの表情が眩しすぎて、思わずパチリ。



大切な友だちが聞いた話をシェア&メッセージをくれた。

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『こどもの頃、誰にでも憧れの対象になった時期があるはず。
 たとえたった1人からでも年下の存在から
 憧れの眼差しで見られた経験がとても大切。
 この経験がのちのリーダー性発揮の要素になる。
 特に包容力に大きく関係している。』

 SやKは小さい子から憧れられてるね!
 この体験がとても大切!将来が楽しみだね〜
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ありがとう!うれしい学びのシェア^^


自分のこどもの頃を振り返ってみる。
たしかに憧れたこと、憧れる対象になったこと、
それが小さなともしびとして心の中を暖めてることに気づく。
自分を奮い立たせる小さな炎として存在している。



憧れる………
その眼差しは ひかりのシャワーだ

憧れ、憧れられ、
人の成長は尊く深まる。

てらこやは縦割り社会だから
こんな場面がしぜんと生まれやすい。
そんな場面を 大切に大切にしたい。

まぁみん

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