地球子舎(てらこや)
コロナで休校、だけど・・・
2020年5月14日
世の中、コロナで外にも出れず、都市部ほどいろいろとしんどい思いをしてるようですが、
やっぱり田舎はいいなあと実感します。
人と会わずにすむ海や山、田畑などなど、
僕の周りの人たちは、それぞれの日々を満喫してる模様。
たくさんのお母さんたちが、畑や田んぼを始めました。
山の中に家を建てる準備を始めた人も。
おうちえん周りのフィールドも、毎日入れ替わり立ち代わり、いろんな家族が弁当持参で、キャンプかピクニックのようにのんびりと過ごし、子どもたちは子どもたちの世界を自然の中で遊びきっています。
我が家の高1の次男はテニスバカ。毎日一日中でもテニスしてなきゃたまらないのに、どこのコートもしばらく閉鎖。
ならば、と、ちょうどおうちえんもてらこやも休みだし、グランドをテニスコートにしようということになって、何日もかけて、親子でテニスコートにしちゃいました。
もしかしたら、日本で唯一開いてるテニスコートかも。

忙しすぎるけど、だれも止められなかった歯車を、コロナが見事に止めてくれました。
急に現れたぽっかりとあいた時間。
「さあ、今日は何をしたい?」
「私はどうありたいのか?」
てらこやでは当たり前の問いかけを、たくさんの人が始めたみたいです。
不安と相互不信の中で、怯え動けずにいる人も多い中、
環境が違うだけで、こんなにもとらえ方、過ごし方が違うのかとも思います。
「ほんとうは、こんな暮らし方でよかったんじゃないか」
生まれた疑念は、また前の日常が始まったとしても、心の片隅から問い続けるでしょう。

ベーシックインカムの実験を世界中が始めたみたいにも、感じます。
おとうさんと遊ぶ子どもの姿も、多く見られるようになったのもうれしい光景。
いや、旦那が家にいることで、問題が勃発してるとこも多いとか(^^;)

コロナで、思いもかけぬ、待ち望んでいた変化が起き始めてるみたい。
僕らの現在を形作る集合意識、すこーし変化が加速したかなあ。

by あつお

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