地球子舎(てらこや)
哲学のじかん
2017年2月26日
「哲学のじかん」を定期的にとりたいね。
前からスタッフで話してたこと。
上は4年生で低学年主体のてらこや。
まだすこしはやいかなとも思ったけど、やってみようということに。
哲学といっても、小難しく眠たい高校の授業みたいなのではなく、
日ごろなんとなく当たり前に思ってること、使ってることばを、
それはどういうことなのか、なんのためにあるのか、なんの意味があるのかなど、
意識的にフォーカスして、考える時間。
テーマはいろいろ。
「勉強ってなに?」
「生きるってなに?」
「死ぬってなに?」
「友だちってなに?」などなど。
大切にしたいのは、どういうことなのか、自分で感じて、自分に問いかけること。
それを言葉にすること。
そして人の考え、言葉を聴きあうこと。
正解があるわけじゃなく、どれがいい、悪いでもなく。
いろんな人のいろんな考え、ことばを聴いて、意識の枠が広がっていけばうれしい。

今日のテーマは「ことばってなに?」
先日ふっくんが持ってきてくれた絵本「ことばのかたち」を読む。
ののしる言葉が目に見えたら、からだや手足に突き刺さって血だらけになってるページがある。
ことばの持つ力がよくわかる。
そのあと、みなに思いつくままに意見をだしてもらう。
「つたえるため」
「きくため」
「けんかするため」
「みんなとわかりあえるためにひつようなもの」
などなど、いろんな意見がくったくなくでる。
1,2年生もどんどん思うことをだせる。
むずかしいかな、なんてこっちの勝手な決め込みだった(^^;)
答えがないってのがいい。
聞きあえるってのもいい。
最後に「ことば」を思い思いに絵に表現してもらった。

すてきな時間だった。
こんな時間をいっぱい積み重ねていこう。

ページアップ