地球子舎(てらこや)
ホビットハウス
2017年12月13日
衣食住に関することは、なるべく自分たちの力で創りだす知恵と力を育みたい。
なので毎年1棟、小さな小屋をみんなで建てようと思ってる。自分たちで作る秘密基地とは別に、ちゃんとその道のスペシャリストに教えてもらいながら。
ツリーハウスやドームハウス、土の家に竹の家、石の家、などなど僕が作りたかった家たちを小さな小屋でそこかしこに。
(ここらは農業振興地域に指定されてて、むやみに地目変更できず、これ以上敷地に3坪以上の建物を増やせない・・・・)

今年のテーマはホビットハウス。
映画「ロードオブザリング」に出てくるみたいな半地下の小人族の家。
完成イメージ
完成イメージ

アースバッグ工法という土嚢でつくる家つくりだ。
実は去年から始まってたんだけど、教えてもらってる大工のよしろうが仕事が忙しくなったりして、途中だいぶんブランクが空いてしまって、2年越しの作業。
ひたすら穴を掘ることから始まって、
その土で土嚢を作っては少しずつ少しずつ子どもたちが積み上げてきた。



夏休み前に土嚢積み終了。

けどやっぱりよしろうが仕事が忙しくなって、今回やっと屋根づくりに入った次第。
先日、鉄筋で鉄の杭を作り、土嚢を串刺し骨にしたから、鉄筋を切って削る作業はお手のもの。


丸太で据えつけ、鉄筋でつくった大きな釘で固定すれば、もう形が見えてきた。

手の空いてる子たちは土運び。
「○○組」とかいろんな土木会社ができてて、仕事を請け負っては、土を運ぶ。
しんどくてあんまりおもしろくない土運びを楽しいごっこ遊びへとアレンジしてるあたりはさすが。

それにしても初期のワクワクから時間が経ちすぎて、子どもたちの興味も薄くなってきていたところ(反省・・・)
形が見えてきたところで、ちょっとはテンションが戻ってきた感じかな。



土を練って壁を塗る作業は、寒い時期はできないから、やっぱり年度を持ち越しそう。
屋根を張って、上に土を盛るところまではこの冬仕上げておきたい。

次は垂木を打って棟があがったら、餅をついて餅まきだ(^^)

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