地球子舎(てらこや)
冬はやっぱり基地づくり
2018年1月12日
年明けて、2018年のてらこやが始まった。

冬休み直前、そら、R、Sの3人でなにやら基地づくりが始まっていたのだが。
年明けのてらこやが始まって3日も経ってみれば、
子どもたちのプランは全員基地づくり。
いつのまにか4つのグループに分かれ、それぞれの基地づくりにいそしんでる。






朝、てらこやが始まる寸前まで、
そして放課後親が迎えに来るぎりぎりまでも、のこぎりや道具を持って山に入っていく姿がみえる。
朝のことばとかずの時間も、参加者激減。。。。
やりたくてやりたくてたまらないのだ。
去年の冬も秘密基地づくりブームがあったけど、
その秘密がもれる、もれない、見つけてやる、来るな、みたいな何か違うエネルギーもあって、よくもめていたのを思い出す。
けど、今年はその「秘密」の文字がとれたようだ。
今年も一応名前は秘密基地だけど、ぜんぜん秘密じゃない。
数メートル横に隣接して作ってる組もあるし。
同じことをしてるようで、一年経ってらせんの一つ上に上がってるよう。
ただ純粋に、自分の基地づくりにいそしんでる。
創るというエネルギーに夢中になってるその顔は、やっぱりいい。
批評や評価もなく、ただ自分の作りたいものを表現する。
ここには好きなだけ切っていい竹や木、好きなだけ動かしていい土が無限にある。
没頭できる時間もたくさんあるのだから。

そして、同じ没頭して表現するでも、絵や工作と違うのは大きいということ。
だから一人ではむずかしいってこと。
まあ、一人でもできるやり方もあるけど、おもしろくないし。
昨日も、Rたちの基地の横の川(4〜5mはある)に橋を架けたいと竹数本で作ってたけど、強度不足。
やっぱり木で作ると山から切り出し、100mの距離を協力しながら、3本運んで架けなおす、その過程にいろいろドラマもあったみたい。
つくりたいものためには、仲間と協力したり、分担しあったり、
ときには意見が分かれて、自分はどうするのか向き合わなければいけなかったり、
そこにこそ、たくさんの学びがあるのだと思う。

スタッフから提案したいプランや、進めたいプランもあるのだけど、
今はちょっと待って このすてきな時間をしばらく見守ろうかな。

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