地球子舎(てらこや)
地球子舎(てらこや)はじまりの会
2016年4月23日
炎が龍みたいに
炎が龍みたいに
4月8日、いよいよ地球子舎のはじまりの会。
12人の子どもたちとのスタートです。

「地球子舎」と書いて、「てらこや」と読みます。
「地球時代を生きていく子どもたちのための学び舎」として名付けたこの名前。
てらこやという名を使ったグループはたくさんあるみたいだけれど、
やっぱりこの名がいいと、つけた名前です。

「自我の意識は、個人から集団社会宇宙と次第に進化する」〜宮沢賢治〜

賢治がいうように、新たな時代が世界が一となる方向にあるのは、
間違いないように僕には思えます。
今はただその過渡期としての混乱状態ってところかな。
だとすれば、地球の子どもたちが育つ場として、
その学び舎として、どんな姿がいいのだろう。
スタートした今日を迎えても、僕の中に明確な答えがあるわけではありません。
きっとそれは、子どもたちと日々を過ごしながら、やりながら考えながら、
創っていくものなのでしょう。

今日の日を祝いに、特別講師の面々も参加してくれました。
般若寺の和尚、福嶋くんが護摩を焚いてくれました。
炎を中心に大きな輪になって、
子どもも大人もそれぞれの夢や想いを木札に書いて、
護摩の炎に一人ずつくべていきます。
みんなの想いと心が一つの炎となって、
この空間に溶け込んでいきます。
そして、この宙(そら)と一つになっていきました。
そしてそして、マウンテンマウスのまぁしぃと歌をみんなで歌ってのフィナーレ。
「忠右衛門さんありがとう」を、炎を囲んでみんな手をつないで歌いながら周っていったのだけれど、
とっても不思議な感覚でした。
歌ってるうちに、みんなと、この空間と、一体になっていくような、不思議な感覚。
感動して、涙を浮かべてる人もちらほらいたから、僕だけじゃなかった。
多様なものが多様なままにひとつに溶け合っていく。
てらこやで一番大切にしたいエッセンスが、その瞬間にすでにそこにありました。
まぁしぃマジックにびっくり。
そして人の力、場の力にびっくり。

和尚の護摩焚きもまぁしぃの歌も、たわいもない雑談の中の流れとのりで、
今日のこういう展開になったのだけれど、
地球子舎のこれからを予感させるに十分な、最高のセレモニーになりました。

さあ、今日がゴールではなく、
ここが本当のスタート地点。
週明け月曜から、てらこやの日々が始まります。

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