琴石山 修験コース
2021年3月15日
朝、おにぎりを自分で握って、お弁当箱に詰めて。おかずは、おでん。(だいこん、あつあげ、ちくわ。)
今日は、朝から、霞んでる。車で向かう途中、琴石山は、真っ白の中。 琴石山登山。修験コースに。 このコース、昨秋に、年長メンバーとたけるがチャレンジした。 その時は、看板を見つけて、なんか面白そうだから、行っておいでよ。と、軽い気持ちでおくりだしたのだが。 帰ってきたとき、みんなが、すごく怖かった。あれは、ないわ。。。よっこには、ぜったい無理。と、憔悴しきっていて、しまった。。。ごめん。。。と、後悔したのだった。 そして、今年に入り、あっきーが、行ってみたり、てらこやの子たちが、いってみたりして、おうちえんの子でも行けると思う。と、聞いた。 今度は、自分で確かめてからと思って、休みの日に行ってみた。 そしたら、けっこう、サクサク進んで、おもしろいし、いつもの登山コースを行くよりも、あっという間に着いた印象。 今のおうちえんの子なら、大丈夫。 ただ、年少のあかりには、ちょっとハードルが高いかな。と思ったので、別のルートも歩いて下見しておいた。 さて、そうしての今日。 あかりは、昨日、山は嫌だ。と、大泣きしたらしい。でも、今朝になって、忘れてるようだから、連れてきました。と、母Mちゃん。わたしは、もともと無理させるつもりはなかったから、ゆっくり歩いてくるね。と伝えた。 だがしかし、不思議なことが起こった。 あるき始めた直後から、あかりが、すごくやる気で、前の方を歩き、腕まくりまでしている。 分かれ道で、あかりに、みんなと登るコースか、車道の方を行くコースか選んでもらった。 修験コースは、結構、大変かもしれないことも付け加えた。 だけど、あかりは、迷わずにキリッとして、みんなの行く方を選んだ。 そして、ずっと、たくましく進んでいた。 あこ、あさひは、木の杖を両手に持って、進んでる。登山の人って感じ。楽しそう。 ひろのぶは、今日も、忍者修行しながら、進む。 ろくだいは、既存の道じゃないとこから、上がってく。 東屋で、休憩して、ここから、修験コース。 こどもたち、険しい道を進んでいく。 まあ、慣れてるな。日々、山を駆け回ってるだけあるな。 年少さんたちも、やっぱり3月になれば、一年間の経験がしっかり、身につくんだね。。。 あかりは、あんまり離れずに、最後をたけるとついてきていた。 怖かった場所もあったみたいだけど、やれる、やりたいのあかりだった。 何より、私がびっくりした。 おめでとう〜。 かのんは、ずっと、ベテラン登山家のようだった。一緒にいて心地よい。 頂上についてすぐに、「あっきー、けいどろしよ。」と、誘ってた。これにも、びっくり! 頂上からの景色は、やっぱり、霞んでいた。 でも、気分は、最高〜。 みんな、元気に登った。 登山客の人たちが、修験コースから来たことに驚いていた。 年長メンバーとたけるは、前のとき、少しの間、違う道を通ったことがわかって、そういうことか!。。。だった。 それでも、かおるは、やっぱり、こわかった。と言い、わたしは、そういう素直なままのかおるが、いいなあ。とおもう。 お昼ごはんを食べたら、けいどろで、もりあがってた。元気やなあ〜。 帰りは、いつも通ってくる登山道から、おりた。 森の中で、木やつるに登って遊ぶ。 ももこがつると木の棒で縄跳びの縄を作ってた。 つるで、るい、しおり、ほのかが、なわとびしてた。 おうちごっこしてるちさの声が遠くから聞こえた。 はるだいが、大きな声で、「よっこ〜」と、呼んでる。 十分遊んでも、早い下山だった。 私自身の気持ちとしては、大変な、嫌な、こわかったままの印象で、卒園させたくないなあ。という思いがあったから、みんなで行けて本当に良かった。 あかりのこころが、今日は、とても素直でよくわかった。 ちゃんと、答えがかえってくる。 いける?と聞けば、「うん。」 こわかった?と聞けば、「うん。」 また、来たい?と、聞けば、「行きたくない。」 上等! あとから、あかりは、母に、今度、案内してあげるといったみたいだ。 そんな心境になったみたい。 母Mちゃんは、後日、「あかりに、ひとつひとつ丁寧に聞いてくれてうれしかった。その時は、あかりが、頑張ったことばかりに気がいっていたけれど、いつも丁寧に関わってくれているんだなあと、改めて思った。」と、伝えてくれた。うれしい。 こちらこそ、当日、あかりをつれてきてくれて、ありがとう。と、いう気持ち。 でも、いまさらながら、何かが、あかりの中で、起こった。それを目の当たりにした日だったな。と、思う。 by よっこ |