こびとのおうちえん
鼓ヶ浦で、まるっと一日
2022年3月17日
椎の実拾い
椎の実拾い
ここがおうち
ここがおうち
鼓ヶ浦で一日過ごす。
自分で、おにぎりを作って。
おかずは、りかさんが作ってくれた。
お汁をあっきーが、現地で貝をとって作る。
海におりていく前の遊歩道に椎の実がいっぱい落ちている。
まずは、椎の実拾いに夢中になる時間がしばらくあった。
結構、とってたなあ。
それくらいたくさん落ちている。
おうちえんのまわりは、今年は少ないなあって感じだったのに、ここは、すごい。イノシシがいないのかな。
だから、よけいにでも、夢中だった。
そして、ぼちぼち海へ行きたい子から移動した。
あっきーは、浜でかまどを作っていた。
ももちゃんは、しいのみとりをまだ続行中。
わたしは、隅っこまでかほ、かのん、ひろのぶ、たきと、びーばーと歩いていってた。
そしたら、海鵜が、死んでいた。
カラスがつつこうとする。
こらー!って、追い払う。
でも、カラスも、お腹すくよね。僕たちもお肉食べるもんね。そうだよね。
そんな、会話をしながらいた。
ひろのぶ、びーばーが、岩場の探検に行きたいというので、私が行くことにした。
6日前にここに来たとき、浜で、おうちごっこしよう!と、ほのかに誘われてやった。
とても楽しかったんだろう。
今日もしようね!と誘われていた。
もう少ししかないおうちえんの時間の中で、一緒にやりたい気持ちには、できるだけ添いたい。
でも、今日は、動きたい気分でもあった。
それで、ほのかに、おうちごっこもしたい。だけど、岩場探検にも行きたい。お昼からでもいい?
そしたら、ほのかは、「いいよ。」
そして、「ほのかも、たんけんにいきたい。」
そうなん!じゃあ、おうちごっこしながら、家族で旅に行くってことにしようよ。
それで、わたしは、ずっと、岩場探検しながら、「おかあさ〜ん。」って、ほのかに話しかけた。
ほのか、びーばー、ひろのぶ、あこ、ぎんつきが、探検組。
ぎんつきは、岩場を歩くのがとてもうまかった。なかなかやるんだよな。安定。
そして、潮溜まりがあれば、触って、楽しんでた。水を触るのが、とても好きだね。
わたしは、イソギンチャクを見つけては、触って遊んだ。
びーばー、ひろのぶが、先導。
岩登りがおもしろくてどんどん進んでる。
お昼は過ぎるなあと思って、みんなにどうしたい?と、たずねたら、お昼過ぎてもいいから、行けるところまで行きたい。だった。
せっかくだしね!行くか!
結構、難関だなと思うとこもみんな登っていけて、わたしも、まだ行ったことなかったポイントまで来た。
ひろのぶ、ぎんつきが、これ以上は、進めない。となって、引き返した。
浜に戻ったら、みんなが、ご飯を食べていた。
美味しいお汁もできてた。
腹ペコだ〜。おいしい!!
わたし、ほのか、あこは、おうちでごはんを食べた。
午後、ガッツリおうちごっこ。
午後、今度は、ももちゃんたちが、岩場を探検に。
あっきーたちは、貝を取りに。
おうちごっこしてたら、遠くにひろのぶ、かいと、びーばー、あかりがいた。
死んでる海鵜の辺りで遊んでるみたいだ。
つついたりしてる?なんか、気になった。
それで、近くに行って、確かめたら、全然そうじゃなかった。
海鵜の周りを木で囲んで、お墓のような感じだろうか。
弔っているような、守っているような、そんな感じだった。
ああ、そうだったんだ。と思った。
いたずらしてたら、嫌だなって思ったんだ。
でも、よっこ、もうちょっと、僕たちのこと、信頼してくれよ〜!だよね。と、言ったら、あかりが、ホッとしたように、笑った。

そして、もし、つついて遊んだとしても、それも、また、子どもらしいのかもな。とも思った。

一日でも、あっという間だった。

今年度最後の鼓ヶ浦。

毎日毎日、充実している。

by  よっこ

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