こびとのおうちえん
黄色コースの山で遊ぶ
2023年11月14日
山の中に何個か歩くコースがあって、赤、黄、ピンクのテープで印がつけてある。(もう一個オレンジもあったっけ。)
山の中を歩ける季節が来ると遊びに行くことがちょくちょくある。
今日は、久しぶりに黄色コースに行ってみよう。
入り口の黄色テープを確認して登っていくけど、イノシシ道が増えていて、どれが道だったかわからない。
だけど、とにかく上に向かっていって竹林のガシャガシャを通り抜ければ、ルートに戻れる。
子どもたちは、割とさくさく登っていって軽快だ。
小さい子たちが、ほんとによく慣れてきたもんだと、過ごしてきたわずか7ヶ月を思う。
大きい子達は、自信持って進んでるし。
さて、黄色コースの遊び場についた。
着いたら、自然と子どもたちだけで動き出した!
それがすごくよかった。
こんなのがうれしい。
時々、やりたいことがなくて、大人に依存する流れになることがある。
でも、今日は、そうじゃなかった。
ぎんつきは、去年ハマった斜面の滑り台を思い出して、滑り台作りを始めた。
かいとは、木を運んで、家創り。
うたとゆずきは、ラーメン屋さん。
うたが、棒をお店の入り口にかけて、なんか、棒だけなのにのれんに見えた。
うたが、葉っぱを細長くして、らーめん。丸い葉っぱは、たまご。
ゆずきは、掃除機でお掃除。
「ラーメンは、売り切れたのでうどんでもいいですか?」とお客さんに言ってた。
かほ、ふう、さゆきは、斜面を利用して、地下4階建ての家。
おうちごっこしてた。
他の子達もそれぞれ、おうちつくってみたりして過ごしてる。
わたしも自分のお家を作る。
ぎんつきが、「すべり台ができたので滑りに来ませんか〜」とニコニコしながら、みんなのところに来て誘ってる。
そして、滑りたい子たちが行ってみると、なんとも立派なすべり台が、3コース出来ていた。
ももちゃんとこんなの一緒に作ってたんだ。
そして、結構な傾斜の滑り台を滑ってみせた。おお!
みんなも続く。たのしい!
そしたら、今度は、手を伸ばしてお腹から滑るのを披露!!
すごい!スリル満点じゃん!
それにまた、みんながチャレンジする。
そして、おんなじように大人だってやってみるのだ!
スタンバイするときにサポートしてもらっていざ。
ぎゃ〜!!でも、やったらわかるけど、いけるね、これ!
大盛り上がりとなった。
そのうち、まだ滑ってなかったゆずきも「滑る」といってやってきて、おしりから滑っていった。
これには、びっくりしたな。
かいとは、滑り台を滑りに来たら、すぐに家創りに戻った。熱中してるのが家に表れてる。
ああ、よく遊んだね〜。
また、来ようね。
どんどん山で遊ぼう!
ここに着いたとき、いつも何人かで乗って遊んでいた大きなつるのジャングルジムがもう使えなくなっていたから、それは、残念だった。
でも、また、新しい遊びを考えたり、違うところを発見できたらいい。
帰りは、尾根を降りていく近道コースで。

お昼からは、さつまいも掘り。
結構、お芋が付いてるね。よかった〜。
みんな、楽しそうに掘ってる。
小さいのも丁寧に取っている。
かほ、ふう、さゆきは、見つけると、まるで餅まきの餅のように、そこへ3人でガーッといって奪い合っている。
奪い合ってるというと言葉が荒いけど、誰が取るのかを競うゲームみたいな感じかな。
それが楽しそうなのだ。
かと思えば、うたやちほは、静かに取るのを楽しんでる。
それぞれの楽しみ方でやっている。
けいごが、最後の方までほってたのも印象的だった。
そして、掘り終わって、もう一回宝探しみたいに見て。
さいごは、かいとが、地ならしをしていった。
ここ、次、てらこやさんが麦蒔きするんだもんね。
その間、他の子達は、柿の木の下で、キャッキャッ言いながら遊んでいた。
それが、すごくいい雰囲気で、それを眺めながら、いいけしきだねえと、ももちゃん、あっきーと話した。

おいも、だいじにたべようね〜。

by  よっこ

ページアップ