うた、ふうとの一日
2025年3月26日
おうちえんの桜が咲き始めた。
朝、とうやが、自作のたくあんを持ってきた。 今日、来る人数を数えて一人ひとりに食べてもらえるように。 わたしがおうちえんでやってる簡単な作り方のたくあんを、作ってみたいと言って、家で母と作ったものだ。 わたしは、そのとうやのみんなにシェアしたい気持ちが嬉しくて、朝から感激していた。 朝、年長のふう、うた、とうやの3人にちょっと早めに来てもらった。 明日のたびだちの会の垂れ幕を描くため。 遊びの時間を割くのはもったいないから、おうちえんの始まる前の時間を使おうと相談してた。 2階に上がって紙の前で、なんの字を描くのか選んで、その後は、好きなように思いつくままに描きこんでた。 その40分くらいの集中力とノリノリのたのしそうなようすと描いてる絵の自由さと。。。3人との時間をわたしに染み込ませた。 できた!と、満足そうだ。 お庭では、けいごが、きのう川でたいがと見つけたエビを焼いていた。 さあ、モーニングミーティング。 今日のミーティングは、たいがにやってもらった。 やりたいことで、しいの木につくしとりに行きたい子が多かった。 うたは、「ここでけいどろ。」 なので、これは、叶えたいと思って、みんなが各々のしたいことへうごく前に、一回だけけいどろをなるべく大勢でやりたいと提案した。 わたしのやりたいことは、「みずあそび」 昨日、川でふう、うた、けいご、なおと、きよひと、とうやと遊んで楽しかったし、今日も暑そうだから水が気持ちいいなと思って。 ふう、さゆきがやりたい!と言った。 けいどろ。集まったのは、うた、けいご、ふう、とうや、さゆき、ゆずき、よしみさん、たいが、よっこ。 走って走って、もりあがった。 そして、一回だけやりきって、あ〜、おもしろかったね〜。 で、みんなそれぞれのところへ。 よしみさんとつくし取りの7人は、しいの木に。 たいが、とうやは、エビ探しに。2人きりの時間を過ごした。 わたしは、ふう、さゆき、そして、うた、けいごも加わって、4人で川で遊んだ。 こどもたちは、今日も上半身はだか。 今日も穴掘りをして温泉作り。 ふうは、深くしたいみたいで、ひたすら深く。 さゆきは、広さを求めて、どんどん後ろに向かって掘り進めてた。 石がゴロゴロ出てくる。 穴の中に座ったうた、ふうは、ほんとに温泉につかってるみたい。 ぬれた体やお尻を道路にスタンプして遊び始めた。 葉っぱ、竹の船流しは、けいご。 けんけんぱや団子投げ、なんかもして遊ぶ。 ひとり縄跳びをしつつ、どうしよっかなっと時々こちらを見てたちほが、近づいてきた。 「おたまじゃくしがうまれてるよ。」と、教えてくれた。 みんなで見に行った。 うじょうじょ。 そして、田んぼの土のグニュグニュに入って、ちほも川に合流した。 バシャバシャ〜(^^) みお、かほは、にゃんにゃんごっこしてた。 今日のおひるごはんは、うたのリクエストで「大根餃子」 とうやは、たくわんを一人づつのごはんのうえにのせてくれた。 おいしい!よくできてる〜。 とうやも「やっぱり、おいらのが、とくべつおいしい。」 うん、ほんと、そうだね。 お昼からわたしは、いたどりがそろそろでてないかしら?と探しに行きたくなった。 それで、声をかけたら、ふう、うた、さゆきが行くって。 「お散歩行く。」と言ったりっかも加わった。 歩きながら、いたどりを探す。 まだ、めちゃくちゃ小さい。 それをあったあったとふう、さゆき、うた。 とってかじってもまだまだな感じ。 でも、「まだやけど、ちびでかわいいね」と言ってる(^^) お花を摘んでは、うた、ふう、さゆき、りっかが、わたしの帽子につけている。 「よっこ、すわって」 おはなを摘むたびにくっつけて、「かわいいよ」 (*^^*) おたまじゃくしの池まで行った。 今日が一日遊べる最後の日だった。 私にとっては、ふう、うたとたっぷり一日一緒に過ごすという嬉しい日になった。 うた、ふうがそれを意識したのでは、ないと思う。 でも、わたしにとっては、うた、ふうとたっぷり過ごすなんていうのは、そんなになかったことだから、とってもスペシャルだった。 一緒に過ごすことを選んでくれたことが(たまたま)、わたしへのギフトだった。 し、なんだか、わたしにとったら、共に過ごした3年間をねぎらってくれたような気持ちだった。 ふう、うたが、すごくくつろいでいて、心が笑っていて、ああ、もう、行くんだね。と思った。 帰りがけ、いつものように、ふう、とうやが近づいてきて、 「ほっぺタッチしよ。」 これが、最後かな。 by よっこ |