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今日はグリーンコープに頼まれて、子育て講演会。
おうちえんを開いてからは、子育てのことで話を依頼されることも多いし、
高校や大学など、就職を控えた学生たちに話をする機会も時々頂く。
「アフリカで見つけた新しい社会の暮らし方」という題で話すことが多いんだけど、
今日の講演でも、最後の質疑応答で、「子育てにいろいろ悩んでたけど、子どもは大丈夫、大切なのは子どものありのままを受け止めて信じてくれる大人がいること、と聞いて心が楽になりました。」っていう感想が聞けて、僕も嬉しかった。
学生に話した後の感想文を読ませてもらっても、
「自分のやりたいことを早く見つけて就職しなくちゃいけない、とか正直焦ってたけど、
今日の話を聞いて、まわりに振り回されず、もっと自分を信じて今しかできないことをたくさん経験してみたい、と思って未来に希望が持てるようになりました」とか、そんな感想を聞くことも多い。
それは、僕にとって何より嬉しいこと。
僕というひとつのサンプルが少しは人の役にたってるんだという確かな実感。

それだけ、今という時代の中で、
知らず知らず、追い込まれ、思い込んでしまってることのなんと多いことか。
僕自身もその中でもがいてきた一人。
そして今はたぶん少しは抜け出れてきた、かな。
気づかぬうちにつけてきた鎖や重たい服をひとつまたひとつ外していくたびに、
軽く、自由に、はばたくことができる。
自分の今までと今を分かち合うことで、
誰かの一歩を踏み出す勇気やきっかけを作ることができたとしたら、
これ程嬉しいことはない。
今日もそんな一日になった。
そんな機会をいただいて、
こちらこそありがとう。