意識的に生きる
2007年11月5日
「あーまぐりー、あまぐりはいかがですかー」
高１のとき、夕方から街頭で甘栗を売っていました。
僕は、どうも当時から実験好きだったようで、こうやったら売れるだろうか、
こうやったらどうだろうか、といろいろ試していました。
そのときに、見つけた法則があります。
それは「忙しくしてたら忙しくなるし、ひまにしてたらひまになる」
当時の自分の言葉では、そんな感じの法則でした。
ひまなときは、お客さんが全然来ないのですが、お客さんがいるときにかぎって、お客さんが並ぶのです。
そんなことを頻繁に経験するうち、きっとなにか法則があるに違いないと思うようになりました。
そして、ひまなときでも、無理やり仕事をつくったり、掃除をしたり、ただこれをあっちに動かしてまたこっちに戻してみたりと、つまり意味なくても忙しそうに動いていると、不思議とお客さんが来ることに気づきました。
僕はすごい発見をしたと思って、おもしろくて、毎日毎日いろいろ試していきます。
売上は、みるみる上がっていきました。
これはきっと商売の法則に違いない、いつか商売を始めたときにはきっと活きるぞ、と当時確信していたのを憶えています。
けれどその後、甘ぐり屋のバイトを辞めるとともに、ぼくはそのことをすっかり忘れていました。
時が流れて、30歳。
アフリカから帰って、ケーキ屋をすることになったころ、
ある言葉と出会います。
「あなたの現実は、あなたの意識どおりになるんだよ」
たまたま読んだ本とたまたま出会った人から、申し合わせたように、同時に僕にはいってきたその言葉。
「そんなわきゃないだろ、俺は今までぜんぜん思い通りに行かなかったし、
現に今も○○がこうだから、なかなか思うようにできない。」
そんな思考が頭の中をまわります。
「そんなことがあるはずはない」
それが常識的な理性からくる僕の率直な意見でした。
だけどそのときに、15年間忘れていたあの甘ぐり屋の法則を思い出します。
もしかして、あれは、商売の法則じゃなくて、この世界すべての法則だったのかも。
アフリカですでに、信じてきた常識がたくさん崩れていた僕は、僕の直感をすぐには否定しませんでした。
「もし、そうだとしたら？」
以降、またもや僕の実験と検証は始まります。
自分に起こってくる現実に不満足なことがある場合、
状況を、誰かを、外側を変えようとしてきた自分から、
認識を、視点を、内側を変えようとする自分になりました。
それから１０年、今の我が家の生活とお店、
それが、結果です。
「人が体験する現実はその人の意識どおりになる」
「自分の現実は自分が創造している」
それが僕の根底にあるエッセンス。
この気づきがなかったら、僕は今も
「人生はなかなか思うようにならない」
「人生は我慢」
「うまくいく人もいるけど、普通なかなかうまくいくもんじゃない」
「理想はこうやって生きたいけど、現実があるから・・・」
そんな枠組みの中にあえいでいたことでしょう。
あるいはただ受け入れて生きていた・・・かな。
僕の今のライフスタイルは、偶然でも運よくでもなく、「意図的に」創りあげてきたものです。
僕にできたということは、きっと誰にでもできること。
誰もが持っている本来の力。
というより、だれもが毎日使ってるこの力。
「現実を創造する力」
ほとんどの人は、無意識に否定的な方向にこの力を使っているようです。
だけど、意識的にこの力を使えば、自分の望んだ方向に現実を創造できるのです。
お金も必要ない、なにかのグッズも必要ない、神様に祈るでもない、
必要なのは「そうできる」という意識だけ。
だって意識どおりになるんだから。
現実は意識どおりになっていることをわかりやすく例えてみましょう。
ここに、いつも「忙しい、忙しい」と言ってる人がいます。
「もっと時間があったらいいのに」
そして「思うようにならない」といいます。
そう、「思うようにはならない」。
だけど、「意識どおりになっている」！のです。
どういうことかというと、
「もっと時間があったら」この思考の裏をかえせば、「時間が足りない」という今の認識があるのです。
そう、そして
「時間が足りない」という意識どおり、「時間が足りない」状況を体験する。
普通は、「時間が足りない」という現実があるから、
「時間が足りない」という意識になるんだと思う、と思います。
だけど、本当は逆だとしたら？
もしも「時間が足りない」という意識から、「時間が足りない」という現在が生まれるとしたら？
今現在の意識、認識から、次の瞬間の現実が生まれる、あるいは引き寄せられていくとしたら？
では、時間がゆっくりある状況を創るには？
そう、「時間は十分にある」ときの意識になればいいのです。
そして時間が十分にあるときのような言葉を出し、
時間が十分にあるときのように行動する。
いつのまにか、十分な時間を味わっている自分に気づくことでしょう。
自分に起こってくるいろんな状況を、人やまわりのせいにせず、
すべての原因を自分の中に引き受けたとき、
すべてが自在になります。
そして、あなたが意図するなら、あなたの体験する世界は変わるのです。
誰でも、ほんとうは自由自在、どんなことでも実現できる。
それを阻んでるのは、植えつけられた固定観念と恐れ。
それらをひとつ手放すたび、どんどん自由になっていくのです。
今この瞬間のあなたの意識が、次の瞬間のあなたの現実を決定し、創造します。
だから、
幸せになりたいなら、今、幸せでいましょう。
時間がもっと欲しいなら、今、ゆっくりと時間を過ごしましょう。
誰もが「現実の創造者」。
それはおそらく、ずっと封印されてきた、世界の秘密。
そしてこれから、だれにも明らかになる事実。
僕の内面の旅と実験を、ブログで公開していきましょう。
それが、勇気と、可能性の扉を開けるなら。
よい風が吹きますように。
高１のとき、夕方から街頭で甘栗を売っていました。
僕は、どうも当時から実験好きだったようで、こうやったら売れるだろうか、
こうやったらどうだろうか、といろいろ試していました。
そのときに、見つけた法則があります。
それは「忙しくしてたら忙しくなるし、ひまにしてたらひまになる」
当時の自分の言葉では、そんな感じの法則でした。
ひまなときは、お客さんが全然来ないのですが、お客さんがいるときにかぎって、お客さんが並ぶのです。
そんなことを頻繁に経験するうち、きっとなにか法則があるに違いないと思うようになりました。
そして、ひまなときでも、無理やり仕事をつくったり、掃除をしたり、ただこれをあっちに動かしてまたこっちに戻してみたりと、つまり意味なくても忙しそうに動いていると、不思議とお客さんが来ることに気づきました。
僕はすごい発見をしたと思って、おもしろくて、毎日毎日いろいろ試していきます。
売上は、みるみる上がっていきました。
これはきっと商売の法則に違いない、いつか商売を始めたときにはきっと活きるぞ、と当時確信していたのを憶えています。
けれどその後、甘ぐり屋のバイトを辞めるとともに、ぼくはそのことをすっかり忘れていました。
時が流れて、30歳。
アフリカから帰って、ケーキ屋をすることになったころ、
ある言葉と出会います。
「あなたの現実は、あなたの意識どおりになるんだよ」
たまたま読んだ本とたまたま出会った人から、申し合わせたように、同時に僕にはいってきたその言葉。
「そんなわきゃないだろ、俺は今までぜんぜん思い通りに行かなかったし、
現に今も○○がこうだから、なかなか思うようにできない。」
そんな思考が頭の中をまわります。
「そんなことがあるはずはない」
それが常識的な理性からくる僕の率直な意見でした。
だけどそのときに、15年間忘れていたあの甘ぐり屋の法則を思い出します。
もしかして、あれは、商売の法則じゃなくて、この世界すべての法則だったのかも。
アフリカですでに、信じてきた常識がたくさん崩れていた僕は、僕の直感をすぐには否定しませんでした。
「もし、そうだとしたら？」
以降、またもや僕の実験と検証は始まります。
自分に起こってくる現実に不満足なことがある場合、
状況を、誰かを、外側を変えようとしてきた自分から、
認識を、視点を、内側を変えようとする自分になりました。
それから１０年、今の我が家の生活とお店、
それが、結果です。
「人が体験する現実はその人の意識どおりになる」
「自分の現実は自分が創造している」
それが僕の根底にあるエッセンス。
この気づきがなかったら、僕は今も
「人生はなかなか思うようにならない」
「人生は我慢」
「うまくいく人もいるけど、普通なかなかうまくいくもんじゃない」
「理想はこうやって生きたいけど、現実があるから・・・」
そんな枠組みの中にあえいでいたことでしょう。
あるいはただ受け入れて生きていた・・・かな。
僕の今のライフスタイルは、偶然でも運よくでもなく、「意図的に」創りあげてきたものです。
僕にできたということは、きっと誰にでもできること。
誰もが持っている本来の力。
というより、だれもが毎日使ってるこの力。
「現実を創造する力」
ほとんどの人は、無意識に否定的な方向にこの力を使っているようです。
だけど、意識的にこの力を使えば、自分の望んだ方向に現実を創造できるのです。
お金も必要ない、なにかのグッズも必要ない、神様に祈るでもない、
必要なのは「そうできる」という意識だけ。
だって意識どおりになるんだから。
現実は意識どおりになっていることをわかりやすく例えてみましょう。
ここに、いつも「忙しい、忙しい」と言ってる人がいます。
「もっと時間があったらいいのに」
そして「思うようにならない」といいます。
そう、「思うようにはならない」。
だけど、「意識どおりになっている」！のです。
どういうことかというと、
「もっと時間があったら」この思考の裏をかえせば、「時間が足りない」という今の認識があるのです。
そう、そして
「時間が足りない」という意識どおり、「時間が足りない」状況を体験する。
普通は、「時間が足りない」という現実があるから、
「時間が足りない」という意識になるんだと思う、と思います。
だけど、本当は逆だとしたら？
もしも「時間が足りない」という意識から、「時間が足りない」という現在が生まれるとしたら？
今現在の意識、認識から、次の瞬間の現実が生まれる、あるいは引き寄せられていくとしたら？
では、時間がゆっくりある状況を創るには？
そう、「時間は十分にある」ときの意識になればいいのです。
そして時間が十分にあるときのような言葉を出し、
時間が十分にあるときのように行動する。
いつのまにか、十分な時間を味わっている自分に気づくことでしょう。
自分に起こってくるいろんな状況を、人やまわりのせいにせず、
すべての原因を自分の中に引き受けたとき、
すべてが自在になります。
そして、あなたが意図するなら、あなたの体験する世界は変わるのです。
誰でも、ほんとうは自由自在、どんなことでも実現できる。
それを阻んでるのは、植えつけられた固定観念と恐れ。
それらをひとつ手放すたび、どんどん自由になっていくのです。
今この瞬間のあなたの意識が、次の瞬間のあなたの現実を決定し、創造します。
だから、
幸せになりたいなら、今、幸せでいましょう。
時間がもっと欲しいなら、今、ゆっくりと時間を過ごしましょう。
誰もが「現実の創造者」。
それはおそらく、ずっと封印されてきた、世界の秘密。
そしてこれから、だれにも明らかになる事実。
僕の内面の旅と実験を、ブログで公開していきましょう。
それが、勇気と、可能性の扉を開けるなら。
よい風が吹きますように。