五色百人一首大会
2020年2月27日
ついに成し遂げた。
2年生から6年生、2チーム10名で臨んだ 2020年度山口県五色百人一首大会。 毎年毎年力をつけて、 ついに今年、団体金、個人もメダルラッシュとなったのだ。 中学生も混じるこの大会。 大人と子供ほどの体格差もあったりする中、 なんと全員が決勝トーナメントに勝ち進み、 そして決勝トーナメントでも、五色のうち、個人優勝2名。 2位1名。 3位1名。 そして悲願の団体優勝。 総なめといっても過言でないほどの、とんでもない快挙だった。 僕は人の試合をみて、涙が出たのは、たぶん初めてだ。 それだけずっと見てきたのだと思う。 特に、てらこや百人一首くらぶを引っ張ってきたUにとっては、最後の大会だった。 4年前の個人戦初出場、ぼろ負けが出発点。 それからくらぶを立ち上げ、 仲間を増やし、毎週1回、ときには毎日、練習に励んできた。 合宿もした。 対外試合も自分たちで申し込んで、挑んできた。 教えてもらう人もなく、 自分たちで、話し合ったり、本読んだり、考えたりしながら、どうやったらみんなで強くなれるか、模索してきた。 泣いた日もたくさんあった。 内輪もめで空中分解しそうなときもあった。 気持ちが薄れて、思いが途切れそうなときもあった。 1年かけて練習したのに、試合当日インフルエンザで出場を断念した年もあった。 それでも、あきらめなかった。 そして、今年のこの成果。 もう、ただただ感動が止まらなかった。 挑戦し続けること。 あきらめないこと。 地道に続けること。 そして、楽しむことの素晴らしさを、子どもたちに見せてもらった。 子どもたちにとっては、人生の大きな宝となる一日として刻まれたに違いない。 そして、僕にとっても。 「やりたいと思う心と体が一致したとき、人は一番成長する」 C.ロジャースの言葉を地で行くこの子らが、誇らしくてたまらない。 by あつお |