12月、イタチにニワトリをすべてやられてから、4か月。
僕がニワトリを飼いはじめてからの10年ではじめてのニワトリのいない生活だった。
夕方、残飯などの生ごみをもって口笛を吹けば、あちこちに自由に歩き回ってた鳥たちが一斉にニワトリ小屋の前に戻ってくる。
残飯は翌朝卵へと変身する。
そんな毎日がとぎれて、毎日の残飯をたい肥化処理するのに、余分な時間と労力を費やすこの数か月。
オスを警戒しながら遊んでたおうちえんの子たちも、いなきゃいないでなんだか寂しい様子。
生まれたてのひよこが15羽、てらこやにやってきたのは3月半ば。
子どもたちが育雛箱を作り、
ヒヨコ電球で温めながら、懸命に育てて一か月。
何羽も死んだり、またもらってきたりしながら、温度管理しなくていいくらい丈夫になってきた。
新年度3日目の4月12日、いよいよ外で飼うために園庭の一部を網で仕切って、ヒヨコの遊び場に。
数年前ヒヨコを育てた時のヒヨコ小屋をRが直してくれた。
ヒヨコたちはうれしそうに走り回ってる。
てらこやの子たちは、網の中に入って、
おうちえんの子たちは、網の外から、
草の葉をあげたり、
抱っこしたり、
とっかえひっかえ誰かがひよこと遊んでるのが、最近の庭の風景だった。
毎日ヒヨコ草をみじん切り
それから3週間。
いよいよヒヨコも大きくなってきて、
ヒヨコ小屋は狭苦しくなってきた。
とうとうニワトリ小屋に引っ越しする日がやってきた。
もうイタチに侵入されないように、地中に網をもう一枚埋め込んで、
この数年間たまりにたまった残飯と鶏糞まじりのたい肥を根こそぎ搬出。
一輪車10数杯分の完熟たい肥。
200メートル下ったところにある畑まで、何往復も。
みんなよく運んだなあ。
新しいおがくずを一面にしいて、ニワトリ小屋リニューアル!!
残飯をニワトリ小屋に投げ入れる日々がまた始まった(^^)
ニワトリ小屋お掃除隊
by あつお