地球子舎(てらこや)
百人一首
2017年11月13日
百人一首くらぶ
百人一首くらぶ
     
     
2月の五色百人一首大会にて
2月の五色百人一首大会にて
「はるすぎてー」
「あしびきのー」
てらこやに毎日のように響くうららかな声。

もう半年以上になるだろうか。
Uから始まった百人一首熱はいまだ冷めやらない。

毎日のこどもたちのプランでも、しょっちゅう誰かが今日は百人一首をやるという。
週2回放課後の百人一首クラブもできた。
今では女子ほぼ全員と男子1名が参加する。
近くの小学校のかるたクラブに他流試合をしに月1回くらい行ったり。
それも自分たちで申し込んで。

最初は、2月に山口市である五色百人一首大会にむけてだったと記憶してるけど、
今では五色の自分の色20枚ではなく、百枚全部を憶えてる。
目指すは近江神宮、クイーン戦!だそうだ。

のめりこむ。
没頭する。
熱中する。
そういうのを「フロー」というそうだ。
「やりたいと思う心と行動が一致した時、人は一番成長する」というのはC.ロジャースの言葉。
なにかを成し遂げたり、自分を生きてる人たちは、みななにかに「フロー」してきた人達だと僕は思ってる。

そんな意味で、ここてらこやの女子たちは、すてきだ。
やりたいと思ったことを、考えて、話し合って、工夫して、実現して、やりきってる。
その間に、涙涙のドラマも多々ある。
のめりこみ、熱中するだけのそんな時間がここにはたっぷりとあるのだ。

これができる子に育ってほしいし、
これができれば、将来どんな道にすすもうと大丈夫と、心の底から思える。
釣りでも、探検でも、画を描くでも、おうちえんのままごとでも、
遊びの中で、なにかに「フロー」する。
そんな時間をたくさんここで過ごしてほしいと願う。

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