スカート作り
2018年6月15日
梅雨。雨の日が続く。
ポツポツ,ザーザー雨の音をBGMに, 奥の和室で今日も女の子たちは布に向かう。 チクチクチクチクお裁縫。 おしゃべりしながらチクチクチクチク。 夏休みには手作りのスカートでお出かけ♪ 1学期最終日にはファッションショーできたらいいなあ。 てらこや母さんのまきちゃんが「スカートやエプロン作ってみませんか?」とミーティングで誘ってくれてはじまったこの企画。 最終的に女の子全員,チャレンジすると決めた。 定期的にまきちゃんや,おうちえん母さんのもんちゃんが来て,こどもたちに教えてくれる。 ミシンを使わず,手縫いでがんばる!! 4月に全員でマイ雑巾を作ったけれど,その時の縫い目ではスカートはちょっと・・・ということで,まずはまっすぐきれいに縫う練習から。 あっという間に細かい目で縫えるようになり,びっくり!自分で選んだお気に入りの布でのスカートだもの,気合いが違う。 とはいっても,簡単には仕上がらなくて,何日も何日もチクチクチクチク。 長丁場で途中集中が切れそうになるけれど,「あと何日だから・・・」「えーっと,今日はここまでやっておけばいいかな。」と頭の中で計画を立てながら,布に向かう。 スカートを縫うようになってから,こんな会話が聞かれるようになった。 自分の持ち物や洋服を見て, 「これはなに縫いかな?ああ,返し縫いだわあ。」 ある時は 「やっぱりミシンだときれいだよね〜」 「この縫い方はミシンじゃないとできないんかなあ?」 「このわたしが作った服は小さくなっても誰にもお下がりであげたくない!!」 「うん!うん!そうだよね!あげられない!」 「お店で300円で服が売ってたけど,ありえないよね。安すぎるよ。だってまず布がその値段で買えんよね。縫ってる人にお給料払えるのかなあ?」 「いやー無理だよね。」 「でも売れ残るよりはいいんじゃないの?」 「うーん・・・けど300円はありえない!!!」 体験して,今まで見えなかったことが見えてくる。 世界が広がる。 こんな機会を作ってくれたまきちゃんに感謝・・・。 さてさて完成までもう一息だよ〜 by まあみん |