とうさんの子守歌
2008年3月25日
昨日、KRYラジオからの帰り道、
大きなこぶしの花が咲いていた。 それとともに甦る濃密な時間の記憶。 こぶしやモクレンが咲くころになると、その濃厚な春の陽気とともに僕の琴線に何かが触れる。 6年前、 世界を変えたい、もっとよくしたいと走り回ってたころ。 その頃の僕はたぶん、正義感、使命感に燃えていた。 寝る間を削って、日々を駆け抜けていた。 そのことによって、できたもの、壊れていったもの、いろいろあるが、 それはまたいつか別の機会に。 この道でいいのかという自分の中の問いかけとともに、僕の中が激しく揺れ動いていたあの頃。 でも、その葛藤の中から、今の道が出てきたのです。 その頃よく口ずさんでた歌がある。 こぶしの花を見ると思いだす。 「とうさんの子守歌」 あの頃、眠りに落ちかけた子どもを抱きながら、目をうるませて、この歌、唄ってたなあ。 「とうさんの子守歌」 作:誰の歌かよく知らない、すみません 歌詞もほんものと違ってたら、すみません。 ♪生きている鳥たちが生きて飛び回る空を あなたに残しておいてやれるだろうか父さんは 目を閉じてごらんなさい 山が見えるでしょう 近づいてごらんなさい コブシの花があるでしょう 生きている魚たちが生きて泳ぎまわる川を あなたに残しておいてやれるだろうか父さんは 目を閉じてごらんなさい 野原が見えるでしょう 近づいてごらんなさい リンドウの花があるでしょう 生きている君たちが生きて走り回る土を あなたに残しておいてやれるだろうか父さんは♪ |