種おろし
2008年4月13日
日曜日、自然農の種おろし。
種おろしというのは、種を大地に降ろす作業のこと。 まあ、種まきのことだ。 募集するわけでもないのだが、毎年習いたいという人が誰に聞いたか現われて、 10個近いミニ苗床ができる。 今年も、初めての人、数年目の人、ただ遊びに来た家族、テレビ局、いろんな方が集まってのにぎやかな種おろしとなった。 普通の米作りでは、種もみを消毒し、塩水で選別し、殺菌して、芽をださせ、 それから苗床にまくなど、素人には複雑な作業が必要になる。 が、自然農の種おろしはいたってシンプルだ。 種を水で選別し、草を刈り、土を平らにし、もみをまいて、土をかけ、藁や草をかぶせる。 シンプルなだけに、ポイントというものがあるが、 何もなくても、これを知っておけば、お米はできる。 苗半作というが、 毎年種おろしが無事終わると、今年も始まるぞという思いとともに、 種さえ蒔いておけば、もう大丈夫という安ど感に包まれる。 今年の米作りが始まった。 毎年ここから僕はスイッチオンになる。 |