半農半菓
古代米 出穂
2008年9月14日
天に向かう緑米
天に向かう緑米
投げ植えの赤米たち
投げ植えの赤米たち
これが「さつまなんとか」
これが「さつまなんとか」
うちで毎年つくってる古代米は4種類。
黒米
赤米
緑米
香り米。

今年はそれにもう一種類増えました。
町内の方が去年作っておられた品種で、穂が真っ白というか銀色というか。
遠目から見たその田は、風に揺られてたなびく銀色の草原のようでした。
思わず、車をとめて、その穂くださいといってもらってきた僕。
「さつまなんとか」って品種だって聞いたような気がしたんだけど、忘れてしまった(^^;)
先日真っ白な穂が出ました。
株数が少ないからか、去年人んちの田んぼで見た時のような感動は、正直なかった・・・。

黒米はもうすぐ収穫間近。
子どもたちがダーツ田植えで投げ植えした赤米たちも元気に育って立派な穂。
緑米は相変わらず、天に向かって真っすぐ伸びた真っ黒な穂がかっこいい。
香米も、その独特の穂を黄色く染め始めてる。

色とりどりの穂たちが、今年も僕らを楽しませてくれる。
お菓子に使われていくもの。
餅になるもの。
ご飯と混ぜられて食卓を彩るもの。

10年前僕が初めて古代米を作り始めた頃は、
町内に古代米を作る人はいなかった。
いろんな人から穂を分けてくれと頼まれた。
今では、道行くところ、いろんなところで、いろんな種類の古代米を見かける。
古代米が、その人たちの農に彩りと楽しみを添えてくれているのがよくわかる。
けして主役ではないんだけど、華やかなその存在。

古代の人たちも、同じように楽しんでいたんだろうか。
それとも古代には、この米たちが主役だったんだろうか。

縄文の香りと色を、今に伝える古代米。
今年も穂が出そろいました。

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