半農半菓
備えあれば憂いなし
2008年10月13日
備えあれば憂いなし、と言いますが、
大谷ゆみこさんの書いてる『未来食』という本に、
大人ひとり年間これだけあったら大丈夫なリストが載ってます。
本棚を探しても貸し出し中みたいで見当たらないので、
友達からリストを送ってもらいました。

<大人一人の年間必要量はおおよそこれだけ!プラス旬の野菜>

・穀物  ひえ、あわ、きび、もろこし、そばの実、麦、とうもろこし
 玄米にして1〜2俵(60〜120kg)
・醤油 1升ビンで6本(1.8L×6=10.8L)
・味噌(6kg)
・塩(4〜8kg)
・梅干(2〜4kg)、梅酢
・大豆、小豆、黒豆(あわせて10kg)
・ごま、くるみ(1〜2kg)
・ごま油、なたね油(あわせて1.8L〜5.4)(なくても可)
・干した海草  こんぶ、わかめ、ふのり、ひじき、のり、あおさ
 (あわせて2〜3kg) 


〜本文より抜粋〜
●大人一人一年分、おおよそこれだけあれば健やかに生きていける

大人一人が一年間に食べる食べ物は「未来食」ならこれだけで足りるのです。
家族分これだけのストックと種があれば何があっても安心、
頭の中に何が自分の命を支えるかのイメージを持っているだけでも
勇気が湧き、安らかな気持ちになれます。
これだけで生きられる事を知っていれば、
食べるためにあくせくしたり、
不本意な仕事をしなくても良いので、
自分の本当にしたいことにエネルギーを費やせます。
「未来食」と「快医学」を身につけて田舎で暮らし始めれば、
貯金は一挙に10倍以上の価値が出てきます。

以上


大谷ゆみこさんの未来食レシピもすてきで、美味しいものばかり。
これだけの食材から、実に多彩な料理が楽しめますから、驚きです。

時代がどう転がっていっても、
これだけあれば、生きていける。
衣、食、住。
それらを自分たちでつくっていける知識と知恵があって、
その上にお金や物が必要なだけある生活ならば、
僕らは真に
主体的に、
自立して、
生きていけるのだと思います。

不測の事態への備えももちろんですが、
自由に、
ありのままに、
生きていくために、
生きるのに最低限必要なものを、
自分たちで手に入れる術を、知恵を身につけておきたいものです。

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