半農半菓
経世済民
2008年10月18日
神磯の鳥居 (かみいそのとりい)
神磯の鳥居 (かみいそのとりい)
世を経(おさ)め、民を済(すく)う。
経世済民を略して「経済」という言葉を作り、これをeconomyの訳語としたのは、福澤諭吉さんらしい。
経済という略語自体は中国の書物が起源のようだけど。

東洋哲学の書物によると、
「経済」とは、
ただ単に物質的欲望を目標にするものではなく、まず世のため、人のために、その役割や職業に応じて、「経世済民」の志を持ち、その結果として個々の欲望の充足を得るという考え方が主体だとあります。

偽の「経済」を支えてきた意識とお金があぶり出されて、
本来の「経済」にもどる時代の始まりです。
支配のツールとしてのお金から、
世を経め、民を済うためのツールとしてのお金へ。

経世済民のシステムへ。

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