10年目の自然農
2007年6月13日
今年で10年目の自然農。
耕さず、草も虫も敵とせず。 ほんと、草の中に苗を植えていくだけ。 これで、お米はできるんです。 一昨年、天ぷら油で耕運機を動かすことを覚えてからは、耕して植える普通の田んぼも作ってます。 毎年思うんだけど、この二つのやり方を比べると、耕さないということのすごさがよくわかります。 田植えの手間だけ比べたら、耕した田んぼのほうが断然楽だけど、 耕すということにかかる労力、作業工程の多さは、自然農と比べると数倍。 自然農の場合は、いきなり田植えに入れますが、 耕すためには、まず生えてる草を刈ってどける。あるいは春に耕しておく。 田が乾いてるうちに、粗く耕す。 耕した土を細かく砕く。 それから水を入れて、練る。 板などを使って、田面を水平にする。 そしてやっと、田植えにかかれます。 なんとまあ、耕運機を使っても、けっこう大変な作業です。 大型のトラクターがあれば楽だけど、金も燃料も使いすぎて、あんまり持続可能なやり方でもなさそうです。 機械を使わず、もし人力でこれらの作業をしたら、もう気が遠くなるでしょう。 昔の人が、田んぼは大変だと言うのがよくわかります。 だけど、自然農というやり方なら、これらの作業はぜーーーんぶ、必要なし。 家族5人分のお米を作るなら、一人で田植えしたって、数日です。 機械を置く倉庫も必要ないし、 肥料もいらない。 しかも、おいしい、無農薬。 米つくりって、簡単、たのしい、、、、最高です。 |