久々の秘密基地
2009年1月8日
ひまな親父を志してる僕。
なんだけどこの数か月は、時間があれば、家作りや、トリ小屋つくり、店のことなんかで、子どもたちと1日中遊びつくすということがなかったような気が。 数年前に山の中につくった秘密基地。 夏は蚊が多くて入る気もしないんだけど、 秋から冬は最高。 でも今シーズンは考えてみたら一回も行ってなかった。 今日もほんとはトリ小屋つくりの続きを昼からするつもりだったんだけど、 (とりあえず鳥ちゃんは入ってますが、まだ物置や軒など作るところが・・・) 帰ったら、山ほど子どもが来ていた。 小学生組、幼稚園組。 そう、今日は始業式。 学校も午前中で終わりなんだ。 で、山で火を焚いて、お茶を沸かして、飲もうということになり、 大挙して山へ。 5分くらい尾瀬沿いに急な坂道を登ると、秘密の遊び場がある。 案の定、去年折らなかったタケノコが立派な真竹に成長して、遊び場まで進出してた。 小学生組にはのこぎりを持たして、竹切り。 それで、竹のコップを作るのだ。 青竹の切り口は、甘い。 そのコップで茶を飲むと、あと口にほんのり甘い何ともいえない味がする。 木で簡易かまどを作り、杉の葉っぱに火をつける。 うちの子は別だが、日頃火を扱う機会の少ない子たちは、目を輝かせる。 枯れ枝を集めて、火を大きくして、やかんを乗せる。 湯が湧く間に、竹のコップつくり。 光の指導で、小3の男の子たちは、慣れないのこぎりで自分のコップを作る。 光が、マドラーにするのに、竹で箸みたいなのを作ってみせたもんだから、 みんなやりたがって、これまた慣れない鉈をつかったもんだから、 指を切った子も。 そんな経験をしながら、刃物の使い方を覚えるんだよ、と話しながら、 内心はちょっと冷や汗・・・。 まあ、そんなこんなしてるうちにお湯が沸いて、 出来立ての竹のコップでお茶を飲む。 子どもたちから歓声があがる。 ほんと、美味いのだ。 そのあとは、そり遊びやら、新しい遊具つくりやら。 この時期山ほど落ち葉の積もった斜面は、むちゃくちゃよく滑る。 最高のそり遊び場。 僕が園児たちの相手をしてる間に、 小学生組は、竹を切っては木の上に並べ、 樹上のベンチつくり。 しっかりしたのができてました。 山の中にこだまする子どもたちの声。 今日も山の神様が喜んでるようでした。 |