1日3時間しか働かない国
2009年3月13日
昨日棟上げをしようと思って、夕方数人に手伝いに来てもらった。
夕方までに材の刻みが終われると思ってのことだったのだが、 母屋の束のほぞの向きをすべて間違えてたり、 母屋のこがえりを電気かんなで削ってたら、突然壊れたり、・・・と、 材料の準備が結局間に合わなかった。 それでまずは桁まで、完成。 そして、今日は雨。 ということで、材の加工もできず、昨日壊れた電気かんなを買いに行くことにした。 そしてついでに寄った本屋さん。 ふと目に飛び込んできた本。 「1日3時間しか働かない国」。 たぶん、僕はこの本と出会うために、今日島田川を越えて光市まで来たんだと思う。 イタリアでベストセラーの未来社会モデル。 「キルギシア」 僕の描く未来のビジョンそのままが、活字となってそこにあった。 たった10年で改革を成しえたその国は、 みなが本来の自分を取り戻し、幸せに暮らしている。 ここでは一日3時間以上働く人はいない。 残りの21時間は、 眠ったり食事を楽しんだり、 創作活動をしたり、愛し合ったり、 人生を楽しんだり、 自分だけの時間を過ごしたり、 子どもや仲間たちと交流したりして過ごす。 子どもたちは学校に行く代りに、遊びながら過ごす。 誰もが得意なこと好きなことをして、それらを分かち合い、 それで社会のすべてが成り立つ。 だれもが共有する理想の国。 そんな社会の到来のために、 まずそのひながたをつくるために、 今、この家を建てている。 そこで物を共有し、子育てを共有し、 みんながお金と時間から解放されるために。 この本の冒頭にある言葉・・・ ・・・想像してみればいいんだ、その島を それだけでその島は 本当に存在し始めるんだから |